シリア騒乱と修羅の世界情勢

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ヘンリー王子、戴冠式に先駆けてチャールズ国王とウィリアム皇太子に直接対面を要求

2023年02月16日 | 国際社会

ヘンリー王子とメーガン妃がチャールズ国王の戴冠式に出席するのかどうかがイギリスマスコミを賑わせている。ある関係者がヘンリー王子の姿勢が変わらないことを証言した。

By Yoko Nagasaka
2023/02/15


ヘンリー王子(Prince Henry)Chris JacksonGetty Images


今年初めに回顧録『SPARE(原題)』を出版したヘンリー王子。宣伝のために英米の放送局のインタビューに答えていた。その中で戴冠式に出席するのかと聞かれると「式までにいろいろなことが起きるかもしれない」「ドアは常に開いている。ボールは彼らのコートにある」。

王子ではなく、王室やロイヤルファミリー側が動きを決めるべきだと語った。「話し合うべきことはたくさんある。私は彼らに腰を据えて話して欲しいと願っている。この6年間にも、それ以前にも様々なことがあったから」。王室との話し合いを求めていると示唆していた。


王室関係者は今週、王子の姿勢はこう発言したときから変わっていないと証言した。

新聞「ミラー」に「王子の立場は明確で、揺らいでいない。エリザベス女王のプラチナジュビリーや葬儀のときのように有害でストレスフルな雰囲気になると思えば戴冠式に来るつもりはないだろう」と語っている。

「王子は家族と和解したいと思っている。それは彼が決めることだが今のところ(家族との関係は)何も変わっていない」。


ウィリアム皇太子(William, the Prince of Wales)、ヘンリー王子(Prince Henry)Chris JacksonGetty Images


王室は戴冠式後、バルコニーに登場して国民に手を振るのは「公務を行うロイヤルとその家族だけ」にする予定だと見られている。

これは昨年のプラチナジュビリーのトゥルーピング・ザ・カラーと同じ。ということは王子にとって「有害でストレスフルな雰囲気」になる可能性も大。

王子の出席を望んでいるというチャールズ国王や、国王よりも王子に対して怒りを感じ厳しい態度を取っているというウィリアム皇太子がどう動くのか注目が集まっている。

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2/15(水) 20:02配信


Getty Images


5月6日(土)に開催されるチャールズ国王の戴冠式。カミラ王妃も国王と並んで戴冠するが、王妃が着用する冠が決定した。王室によると1911年に行われた国王ジョージ5世の戴冠式で妻のメアリー王妃が被ったものを用いる。ちなみにメアリー王妃はエリザベス女王の祖母に当たる。 



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報道によると戴冠式で王妃のために新しい冠を作らず、既存のものを使うのは18世紀以来初めて。王室によると1727年に行われた国王ジョージ2世の戴冠式で、妻キャロライン王妃が17世紀の君主である国王ジェームズ2世の妻メアリー・オブ・モデナの冠を着用した。


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ただこのメアリー王妃の冠にはあるいわくが。2,200個のダイヤモンドがついているが、中央のひときわ大きいものはインドで発見されたと言われる世界最古のダイヤモンド「コ・イ・ヌール」。かつては約186カラット、現在は約105カラットあり世界最大とも。19世紀にイギリス東インド会社の手に渡り英国王室が所有するようになった。インドはイギリスから独立後、返還を求めているが実現していない。


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今回戴冠式で用いるに当たり王室はこの「コ・イ・ヌール」を外し、王室が所有している3つのダイヤモンド「カリナンⅢ」「カリナンⅣ」「カリナンⅤ」を配することを決めた。


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「カリナンⅢ」と「カリナンⅤ」はもともとこのメアリー王妃の冠についていたが、エリザベス女王は冠から外してブローチとして愛用していた。「コ・イ・ヌール」を女王のお気に入りのダイヤモンドに替えることで、国際問題になるのを避けつつ女王への敬意を表明すると見られている。
この3つのダイヤモンドもそれぞれ94.4カラット、63.6カラット、18.8カラットとなかなか巨大。冠がどう生まれ変わるのか当日はカミラ王妃の頭上にも注目したい。

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最終更新:2/15(水) 20:02ELLE DIGITAL 

















2月14日、ロンドン中心部のトラファルガー広場でサディク・カーン・ロンドン市長(右)の挨拶を受けるチャールズ3世英国王(左)。国王は臨時のシリア人コミュニティテント「シリアの家」を正式に立ち上げ、シリア人ディアスポラのコミュニティの人々を訪ねた。

  • チャールズ国王はウエストロンドン・トルコ・ボランティアを訪問し、慈善活動家らと握手を交わし、話をした。
  • 国王はまた、ロンドン中心部のトラファルガー広場に臨時のシリア人コミュニティテント「シリアの家」を正式に立ち上げた。

ロンドン:火曜日、チャールズ英国王はロンドンでトルコとシリアのディアスポラのボランティアと面会し、支持を表明した。先日のトルコとシリア北西部の地震では、37,000人以上が死亡し、数千人が住居を失っている。

チャールズ国王はウエストロンドン・トルコ・ボランティア(WLTV)を訪問し、地震救援活動の一環としてスカーフ、毛布、ジャンパー、ビスケットの荷造りを行っていた事前活動家らと握手を交わし、話をした。

国王はまた、ロンドン中心部のトラファルガー広場に臨時のシリア人コミュニティテント「シリアの家」を正式に立ち上げ、現地でサディク・カーン・ロンドン市長らと面会した。

英国は2月6日に起きた災害の緊急対応として76人の捜索救助の専門家チームと備品を配備し、続けてテントや毛布などの物資をはじめ、さらなる支援を開始した。現在までの死者数の合計は37,000人を超えている。

震災後、チャールズ国王は「大切な人を亡くされた方々に心よりお悔やみを申し上げます」と述べた。

英国の15の救援慈善団体を代表する災害緊急委員会(DEC)も寄付を呼びかけており、これまでに王室からの「寛大な寄付」を含め、6,000万ポンド(7,300万ドル)が集まったと発表している。(1ドル = 0.8218ポンド)

ロイター
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メーガン妃と同様、女優出身でロイヤルと結婚したソフィー・ウィンクルマンことレディ・フレデリック・ウィンザー。人気ドラマの新シーズンに出演することが明らかになった。

By ELLEgirl編集部2023/02/15


フレデリック・ウィンザー卿(Lord Frederick Windsor)、レディ・フレデリック・ウィンザー(Lady Frederick Windsor)Karwai TangGetty Images


イギリス出身で女優として活躍していたソフィー・ウィンクルマン。2009年にフレデリック・ウィンザー卿と結婚しレディ・ウィンザーになった。フレデリック・ウィンザー卿はエリザベス女王の従兄弟に当たるマイケル・オブ・ケント王子の息子である。


レディ・ウィンザーは結婚前アシュトン・カッチャー版の「チャーリー・シーンのハーパー☆ボーイズ」などに出演していたがロイヤルになってからも芸能活動を継続。

最近、最近新作ドラマ「ベルグレービア 秘密だらけの邸宅街」のシーズン2に出演することが決定した。

このドラマは19世紀のロンドンの高級住宅地ベルグレービアを舞台に貴族と新興の富裕層の愛憎渦巻く人間模様を描いた歴史もの。

大ヒットドラマ「ダウントン・アビー」のクリエイター、ジュリアン・フェローズの書いた小説を原作にしている。フェローズは脚本と製作総指揮も担当、他にも「ダウントン〜」のスタッフが多数参加している。

レディ・ウィンザーは主要キャラクターの1人、貴族のレディ・ロチェスターを演じる。新聞「デイリーメール」が報じている。



レディ・フレデリック・ウィンザー(Lady Frederick Windsor)、フレデリック・ウィンザー卿(Lord Frederick Windsor)Samir HusseinGetty Images


このキャスティングが報じられるとイギリスマスコミが大きく反応。新聞「エクスプレス」はNetflixのドキュメンタリー作品「ハリー&メーガン」でハリー王子とメーガン妃が言っていたことをイギリスマスコミは改めて指摘している。

ドキュメンタリーで王子はメーガン妃をロイヤルファミリーに紹介されたときのことを振り返り「どうしたらいいのかわからないと思った人もいたようだ。

彼らは僕がこんなに美しく知的な女性を射止めたことに驚いていた」「でもアメリカの女優であるという事実が彼らの判断を曇らせた。彼女はアメリカの女優だ、結婚は続かないって思ったんだ」と語っていた。

妃も「私が女優であることが一番の問題だった。面白いほどだった。(王室は)ハリウッドやそれに関連するものをステレオタイプ化した」。ハリウッドの女優であることが理由で偏見を持たれたと指摘していた。



メーガン妃(Meghan, Duchess of Sussex)、ハリー王子(Prince Harry)Mike CoppolaGetty Images


今回のニュースで同紙を初めとするイギリスマスコミは、レディ・ウィンザーがハリウッド女優でありつつ英国王室といい関係を築いていることを思い出したよう。

ハリー王子はフレデリック・ウィンザー卿と異なり高位のロイヤルだった、メーガン妃は人種差別についても指摘していた、という違いはあれど、ロイヤルファミリーが女優という妃の職業に偏見を持っていたという王子と妃の主張の信憑性に疑問を投げかけている。


ちなみにフェローズはレディ・ウィンザーの起用について「監督のジョン・アレクサンダーが彼女を抜擢した」とコメントしつつ「彼女と一緒に仕事ができてとても幸運だ」と話している。

本物のレディがレディを演じるのを見られるチャンスはなかなかない。シーズン2の完成を楽しみに待ちたい。

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メーガン妃、王室入りする前にキャサリン皇太子妃をディスっていた「私が夢見たプリンセスとは違う」

2023年02月16日 | 国際社会

2023年2月15日 5時50分 




俳優時代にブログ「The Tig」を開設、料理やファッション、日々思うことを執筆していたメーガン妃。

ヘンリー王子との婚約発表に先駆けて閉鎖し現在は見られなくなっているが、近い将来内容を一新して再開するのではないかと報じられている。

ライフスタイルサイトにアップグレードさせる計画を進めているという噂も流れている。

改めてこのブログに注目が集まる中、過去にキャサリン皇太子妃を批判する記事を投稿していたことが明らかになった。

新聞「ミラー」がおそらく閉鎖前に独自に保存していた内容を発掘、発見した。




問題の記事はヘンリー王子と出会う5年前の2011年に投稿したもの。この年の4月に行われたウィリアム皇太子(当時は王子)とキャサリン皇太子妃の結婚式を見て「私が幼い頃に夢見たプリンセスとは違う」と書いている。

妃曰く「小さな女の子たちはプリンセスになることを夢見ている。私は『プリンセス戦士シーラ(She-Ra, Princess of Power)』に夢中だった」。

ちなみに「She-Ra, Princess of Power(原題)」は80年代のアニメ。2018年からNetflixでリブート版が配信されているが、妃が言っているのはオリジナルの方である。

妃は「知らない人のために説明するとシーラはヒーマンの双子の妹。パワフルなことで知られ、剣を振り回す王室の反逆者だ」「ここで話しているようなシンデレラの物語ではない」。



さらに妃は結婚式に熱い視線を注いでいる女性たちについても言及。「女性たちは大人になっても子どもの頃の幻想を持ち続けているようだ。ロイヤルウェディングの華々しさ、世間がプリンセス・ケイトの話で持ちきりなのを見ればわかる」。

プリンセス・ケイトとはもちろんキャサリン皇太子妃のこと。この頃の妃の目には皇太子妃がおとぎ話に出てくるような「ハッピーエンド=王子さまとの結婚」だと考えている、いわゆる昔の”プリンセス”に見えていたよう。

自分はそれと対照的な、現代的な”プリンセス”に憧れていたとアピールしている。ロイヤルファミリーになる前の記事とはいえ、早くも物議を醸し始めている。

「メーガン・マークル」をもっと詳しく













2023年2月15日 13時0分 




ジョージ王子とシャーロット王女、ルイ王子を育てることにおいて、ウィリアム皇太子とキャサリン皇太子妃はひとつの“チーム”を結成しています。

夫妻は当然ながら、ロイヤルファミリーのメンバーとして世間の注目を浴びながら育つ3人の子どもたちに、「王室の礼儀作法やルール」に従うことを課しています。

ただ、夫妻が何よりも大切にしているのは、3人の子どもたちとのコミュニケーションを絶やさないことだとか。


独自の厳格なルールとは

一家には、王室の礼儀作法やルールに関連して、常に忘れてはならない「厳格なルール」があるとのことです。

そのルールとは、王室のイベントに出席しているときでも、ウィンザー城周辺で屋外で過ごしているときでも、つねに「声の大きをコントロールすること」だそう。

<サン紙>が2020年6月に関係者の話として伝えたところによると、皇太子夫妻は子どもたちに「自分の考えや気持ちをきちんと話すこと」を促している一方、「声を張り上げるようなことがあれば、そこでコミュニケーションを一時停止する」のだとか。

「子どもたちが声を荒げることは、“絶対に禁止”です。お互いに向かって大声を上げることになりそうなときには、その場から引き離されます」とのこと。


“ソファ”が重要?

そのほか夫妻は子育てにおいて、“チャット・ソファ(話し合いソファ)”を使う方法を取り入れているとのこと。ほかの子どもたちから離れて、そのとき思っていることなどについて話し合うのが、そのソファです。

イギリスでは、悪さをした子を部屋の外に連れ出して階段などに座らせ、考えさせる「ノーティ・ステップ(悪い子の階段)」が、またアメリカでは、年齢×1分の間、別の部屋などでひとりで過ごさせる「タイム・アウト」といった方法が一般的に取り入れられていますが、皇太子夫妻はそれらに代わるものとして、このソファを使用しているそう。

よくない態度をとった子をその場から引き離しますが、ひとりにして考えさせるのではなく、夫妻のどちらかが一緒にソファに座り、起こったことについて、子どもが考えて理解することを助けます。

また、一家の「大声を出さない」ルールは、皇太子夫妻も従わなければならないもので、特に子どもがかんしゃくを起こしたときに大切な決まりだといいます。

夫妻の関係者は、この「チャット・ソファ」について、キャサリン皇太子妃かウィリアム皇太子のどちらかが、けんかや争いが起きた場所からその子を引き離し、静かに話し合うためのものだと説明しています。

「(夫妻は)起きたことと、その結果として起こることについて説明します。夫妻は決して、子どもたちに向かって怒鳴ることはありません」

また、別の関係者が<サン紙>に明らかにしたところによると、夫妻は定期的に、子どもたちとのコミュニケーションの取り方についての基準を見直しているとのこと。
それは、夫妻が子どもたちと公平な立場を保つために役立っているといいます。

そのほか、 夫妻は子育てにおいて「常に一致団結して向き合いたい」と考えており、どちらか一方だけが、子どもたちに「ノー」と言うことはないそうです。

「大声を出してはいけない」ルールと「チャット・ソファ」が目指すのは、“理解する”こと。

夫妻は学校の授業のほか、水泳やバレエなどの習い事、一緒に楽しんでいるテニスなどについても、心配なことを子どもたちに伝えています。そして親子で話し合い、解決策を見つけているそうです。

こうした二人の子育てルールは、私たちも大いに参考にできるかもしれません。

「ジョージ王子」をもっと詳しく













2023年2月15日 6時26分 




5月6日(土)に開催されるチャールズ国王の戴冠式。カミラ王妃も国王と並んで戴冠するが、王妃が着用する冠が決定した。

王室によると1911年に行われた国王ジョージ5世の戴冠式で妻のメアリー王妃が被ったものを用いる。ちなみにメアリー王妃はエリザベス女王の祖母に当たる。



報道によると戴冠式で王妃のために新しい冠を作らず、既存のものを使うのは18世紀以来初めて。

王室によると1727年に行われた国王ジョージ2世の戴冠式で、妻キャロライン王妃が17世紀の君主である国王ジェームズ2世の妻メアリー・オブ・モデナの冠を着用した。



ただこのメアリー王妃の冠にはあるいわくが。2,200個のダイヤモンドがついているが、中央のひときわ大きいものはインドで発見されたと言われる世界最古のダイヤモンド「コ・イ・ヌール」。かつては約186カラット、現在は約105カラットあり世界最大とも。

19世紀にイギリス東インド会社の手に渡り英国王室が所有するようになった。インドはイギリスから独立後、返還を求めているが実現していない。


今回戴冠式で用いるに当たり王室はこの「コ・イ・ヌール」を外し、王室が所有している3つのダイヤモンド「カリナンⅢ」「カリナンⅣ」「カリナンⅤ」を配することを決めた。



「カリナンⅢ」と「カリナンⅤ」はもともとこのメアリー王妃の冠についていたが、エリザベス女王は冠から外してブローチとして愛用していた。

「コ・イ・ヌール」を女王のお気に入りのダイヤモンドに替えることで、国際問題になるのを避けつつ女王への敬意を表明すると見られている。



この3つのダイヤモンドもそれぞれ94.4カラット、63.6カラット、18.8カラットとなかなか巨大。冠がどう生まれ変わるのか当日はカミラ王妃の頭上にも注目したい。


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2022年9月24日 9:00 発信地:ロンドン/英国 [ 英国 ヨーロッパ ]‹ ›❮ 1/11 ❯英ロンドンのバッキンガム宮殿で行われたレセプションに出席するカミラ王妃(2022年9月11日撮影)。(c) Victoria Jones / POOL / AFP
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【9月24日 AFP】英国のチャールズ国王(King Charles III、73)との不倫を乗り越え、2005年にようやく結婚に至ったカミラ王妃(Queen Consort Camilla、75)。国内で行われる王室メンバーの人気調査で上位に入ることはないが、最近、支持率が急上昇している。

特にエリザベス英女王(Queen Elizabeth II)の死後、一連の行事を通して伝えられた姿への好感度が高い。

 昨年の世論調査では、王妃になってほしいという回答は半分にも満たなかったが、英調査会社ユーガブ(YouGov)が今月13日に発表した調査では、カミラ王妃は立派に務めを果たすと思うという回答が53%に上り、そうは思わないという回答は18%にとどまった。

 ロンドンで女王の弔問のために並んでいた男性は「この5年か10年で(カミラ王妃に対する)考えが変わった」と話した。「これまでのことを振り返ってみれば、ずっとチャールズ国王を傍らで献身的に支えてきたわけですし、王妃になる資格はありますよ」

 また、数学教師だという女性(57)は、女王が亡くなってからのカミラ王妃は特に「素晴らしかった」と称賛。公の場でチャールズ国王に何をすべきかをそれとなく手引きしていることに気付いたという。

 スコットランド・エディンバラの聖ジャイルズ大聖堂(St Giles' Cathedral)で12日、チャールズ国王ら女王の子女4人がひつぎを囲む儀式を行った際、カミラ王妃は女王から贈られたスコットランドの「国花」アザミをかたどったダイヤモンドのブローチを身に着けていた。タブロイド紙はその気配りを褒めたたえた。

 英紙デーリー・テレグラフ(Daily Telegraph)によれば、カミラ王妃は女王が死去する前に足の指を骨折していた。関係者の一人は、「王妃はかなりの痛みに耐えながら(公務を)続けている」はずだが、「不満を一切漏らさない」と話している。

 即位後の北アイルランド訪問で、チャールズ国王が記帳の際に万年筆のインクが漏れて指が汚れたことにかんしゃくを起こした時は、冷静に対応するカミラ王妃の様子がカメラに捉えられた。

 カミラ王妃の伝記作家、アンジェラ・レビン(Angela Levin)氏はデーリー・テレグラフへの寄稿で、「カミラ王妃は50代まで比較的普通の生活をしていた」ため、チャールズ国王よりも国民の考えをよく理解していると述べている。

 カミラ王妃が自分の意見を表明することを許されるかどうかはまだ分からない。女王の死後、王妃自身の言葉を国民が聞く機会はまだ訪れていない。(c)AFP/ Juliette MONTESSE