[2023年2月7日9時5分]
ヘンリー王子(2019年6月撮影)
英国のヘンリー王子(38)が、5月6日に行われるチャールズ国王の戴冠式に単身で出席する計画だと英デイリー・メール紙が報じた。
昨年配信されたネットフリックスのドキュメンタリーと先月発売された王子の回顧録「スペア」で国王や兄ウィリアム皇太子ら家族を攻撃して物議を醸す中、戴冠式に出席するための「ハリー・イン・ア・ハリー(ハリーが急いで)」と名付けられたオペレーションが進められているという。
王子は戴冠式に出席するため帰国するものの滞在時間はわずか48時間で、妻のメーガン妃や2人の子どもたちは同伴せず、単身での帰国になるといい、まさに「急いで行って帰ってくる」というオペレーションになると伝えている。
戴冠式が行われる5月6日は夫妻の長男アーチー君の4歳の誕生日であることから、メーガン妃は米カリフォルニア州の自宅にとどまって息子の誕生日を祝い、王子は戴冠式に出席したあととんぼ返りする予定だという。
同紙は1月、王子夫妻の出席を望む国王が英国教会のトップであるカンタベリー大主教ジャスティン・ウェルビー氏に仲裁を頼んだと報じていた。
説得するための譲渡も用意しており、目立つ席を用意することや称号を今後も保持することを認めることと引き換えに出席するのではないかと伝えていた。
一方で、皇太子は「自分たちの宣伝に利用する恐れがある」と反対の立場を示し、家族の間で王子夫妻の出席を巡って意見の相違があることも報じられている。
出席が実現すれば、昨年9月にエリザベス女王が死去して以来の帰国となり、「スペア」が発売されて以降初めて家族と顔を合わせることになる。
(ロサンゼルス=千歳香奈子通信員)
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[2023年2月2日9時0分]
英国のダイアナ元皇太子妃(AP=共同)
1997年にパリで事故死した英国のダイアナ元皇太子妃が、チャールズ皇太子(現国王)との離婚について、親友夫妻に宛てた直筆の手紙で「とてもつらい」と、苦悩を打ち明けていたことが1日、分かった。英紙タイムズが報じた。
手紙は16日に競売にかけられる。
競売の対象となる手紙は全部で32通。このうち、離婚が成立する4カ月前の96年4月28日付の手紙には「あらゆる方面から重い圧力がかかっている。つらすぎて前を向くことができない。かかる費用は膨大で、ただ早く離婚が成立してほしいと願うばかりだ」と記されていた。
95年に、故エリザベス女王が別居中だった2人に離婚手続きを勧告する書簡を送った。
別の手紙では、元妃がこの年のクリスマスを長男ウィリアム王子(現皇太子)、次男ヘンリー王子とは離れて過ごしていたことも明らかになった。
手紙を保管していた夫妻は、落札金を元妃が支援していた慈善団体に寄付する予定。(共同)
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メーガン妃が独身時代に運営していたブログ「The Tig」の再開を発表するのではないかという報道が浮上している。
By Yoko Nagasaka2023/02/06
メーガン妃(Meghan, Duchess of Sussex)PoolGetty Images
女優時代にブログ「The Tig」を運営、料理のレシピやファッション、ウェルネス、日常生活のあれこれについて綴っていたメーガン妃。
ヘンリー王子との婚約を発表する約半年前の2017年4月に閉鎖し、今に至っている。しかし「The Tig」の商標は今も妃のもの。
2022年2月に妃のビジネスマネージャーが更新手続きをしていると新聞「エクスプレス」が伝えている。
妃がこのブログを間もなく再開するのではないかとロイヤルコメンテーターでポッドキャスターのキンゼイ・スコフィールドが語っている。
同紙によるとスコフィールドは「『The Tig』はロイヤルよりもインフルエンサーになりたいという妃の究極の目標にぴったり合っている」と分析。さらに「2月14日(火)にリローンチを発表するのではないかと囁かれている」と具体的な数字も出している。
2月14日は妃と王子が第2子リリベットの妊娠を発表した思い出の日。またダイアナ元妃もヘンリー王子の妊娠をこの日に発表している。思い入れのあるブログに関して発表するならこの日だとスコフィールドは語っている。
メーガン妃(Meghan, Duchess of Sussex)、ヘンリー王子(Prince Henry)Kevin MazurGetty Images
スコフィールドは「王子と妃はこれまでのプロジェクトで、妃が王子のためにすべてを諦めたと繰り返し語ってきた」とコメント、「ブログは彼女自身のアイデンティティを取り戻すための手段だろう。
妃は自分が『ヘンリー王子の連れ』以上の存在であることを伝えようとしている」と語っている。妃は「王子の妻」「王子の同伴者」の枠に収まらないことを示したいと考えているとスコフィールドは見ている。
妃はグウィネス・パルトロウの「Goop」に触発されて「The Tig」を作ったと言われている。
「Goop」は今や人気ブランドに成長、ライフスタイルビジネス界を牽引している。女優から公爵夫人になった今、妃が「The Tig」を「Goop」を超える存在に育てられるのか、注目したいもの。
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©️Mike Coppola / Getty Images
2023.2.7 / marie claire
メーガン妃 英国王室
昨年末にNetflixで公開されたドキュメンタリー番組が大きな話題を呼んだヘンリー王子とメーガン妃。“スポットライトを浴びること”に辟易していると言う2人は、今後は、もっと楽しい番組を制作したいと語っているとか。
プライベートの切り売りをしない番組作り
2020年にNetflixと1億5000万ドル(約159億円)の大型契約を結んだヘンリー王子とメーガン妃。その手始めとして、ヘンリー王子の回顧録『スペア』の出版に先立ち、22年末に公開された2人のドキュメンタリー「ハリー&メーガン」も大きな話題を呼んだ。
22年5月には、メーガン妃のディレクションで制作予定だったアニメシリーズ「パール」がキャンセルになったこともあったが、夫妻はNetflixとともに再び、新たな番組を制作することに意欲を見せているそう。
英国の新聞『サン』によると、夫妻はある友人に「自分たちがスポットライトを浴びるのはもうたくさん」と語っているそうで、プライベートに基づいた番組ではないものを希望しているとか。
昨年12月にはフォーマルなイベントにも出席したヘンリー王子とメーガン妃。©️Mike Coppola / Getty ImagesNext Page
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Feature
©️Chris Jackson / Getty Images
2023.2.3 / marie claire
キャサリン妃 英国王室
自身のライフワークである「幼児教育の重要性」を啓蒙する活動に、今年も精力的に取り組んでいるキャサリン妃。その模様を伝える、彼女単独のインスタグラムアカウントを開設し、ロイヤルファミリーの中での存在感をますます高めている。
自身の活動をインスタグラムでリポート
何かと騒がしい英国王室においても、注目度の高いメンバーなのがキャサリン妃。その人気は、ウィリアム皇太子と結婚して10年以上がたった今でも衰えることがない。そんな皇太子妃が今週初め、自らが中心となって発信するインスタグラムのアカウントを新たに開設した。これまでは、ウィリアム皇太子と共有したアカウントから、公務についてなどのニュースを発信していたが、今後は自身の単独アカウントからも皇太子妃の近況がわかるようになった。
その新しいインスタグラムアカウント「The Royal Foundation Centre for Early Childhood」では、キャサリン妃がライフワークとして取り組んでいる「幼児教育の重要性」をアピールし、教育を支援するための活動の様子を随時アップ。さっそく、新たに展開するキャンペーン「Shaping Us」のローンチを発表した。「新しいキャンペーンでは、子どもたちや彼らをケアする人々を支援します。子どもたちを育む世界を構築することで、その後の人生を大きく変えるほどの影響を与えることができるのです」などと動画を通してメッセージを送っている。
インスタで公務のファッションチェックも⁈
そんななか、やはり世界中の王室ファンが気になるのは、公務で披露してくれるキャサリン妃のスマートな装い。インスタグラムで公開されている
「Shaping Us」のプロモーションイベントには「アレキサンダー マックイーン」の真っ赤なパンツスーツのワントーンコーディネートで登場。バッグは同じく赤の「ミュウミュウ」をチョイスし、華やかな場にふさわしいエレガントなパンツスタイルを見せてくれた。
さらに1月31日(現地時間)には、リーズ大学を視察。この日は、「アレキサンダー マックイーン」のグリーンのコートを主役に、「ヴィクトリア ベッカム」のニットドレスに「ジャンヴィト ロッシ」のスエードブーツと親しみやすいスタイルで。
©️karwai Tang / Getty Images
ハイブランドだけでなく、時には「ホッブス」のコートや「オレリア」、「アクセサライズ」のジュエリーなど、リアルプライスのアイテムを積極的に取り入れた装いも得意なキャサリン妃。その洗練された着回し術も新しいインスタグラムでチェックできそう⁈
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