理想国家日本の条件 さんより転載です。
幸福の科学高知 なかまのぶろぐ ばくちゃんより
https://blog.goo.ne.jp/rokochifukyosho/e/efad5dd4af2090f61d4bd7f5bd42cfd9
このブログは、幸福の科学高知信者の布教ブログですが、代表管理人が看護師ですので、健康関連記事を時折発表させていただいている関係上、読者の皆様から、健康相談のコメントをいただくことがございます。
先日もMさんからご家族の関するコメントをいただきました。
私は医師ではありませんので、わかる範囲でございますが、お答えできるよう頑張ります。
なお、Mさんはコメントの非公開をご希望でしたが、記事を進める上で、必要な個所だけ、まずは公開させていただきたく存じます。
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ご心配ですよね。
こむら返りとは、意識していない強い筋肉収縮が突然発生し、つって痛みを伴う症状の俗称で、医学用語では「有痛性筋痙攣(けいれん)」や「筋クランプ」とも表現されます。一般健康人でも、激しい運動や長時間の立ち仕事の後には、下肢を中心に起こることがありますが、50歳以上では、ほぼ全員が一度は夜間のこむら返りを経験していて、60歳以上の6%が毎晩こむら返りに襲われているという報告もあります。
いただいたコメントからだけですと、起こる時間帯とか、こむらがえりの程度などがわかりにくいのですが、起こりやすい年齢層に入ったとも言えますね。
また、寝ているときのこむらがえりの多くが、上向きで寝ているときに起こることも発表されています。
上向きで寝ているときには、足の関節が伸びきりますが、さらに布団の重みによって、足関節の可能域めいいっぱい使ってしまって、その分、ふくらはぎが硬直情態になってしまうからだそうで、就寝中のこむらがえり対策には、横向きに寝る工夫をされると改善するかも知れません。
治すときは、まずは落ち着いて、画像のようにしていただいて、そして患部は冷やすより、暖めるほうが絶対に良いです。
ただ、こむら返りの原因を分析してみると、背景に大きな病気が要因となっている可能性も無視できません。
というのも、こむら返りの原因が、「神経伝達系の異常」と、「筋硬直」だからです。
神経伝達系の異常は、主にナトリウムやカリウム、カルシウムやマグネシウムなどの「電解質」の異常が考えられます。
これらは、脱水で起こりやすいです。
夜間は汗をかくので、意外に脱水になりやすいのです。
なお「筋硬直」は、「何らかの要因で、疲労物質である乳酸が、筋肉内に溜まっている状態」と言えます。
乳酸は疲労物質であると同時に、筋肉内では疼痛の原因となります。
運動後の筋肉痛と言われるのは、筋肉の部分的損傷ですが、「こりによる痛み」の要因の多くが「乳酸」の作用です。
ではなぜ乳酸が、筋肉内に溜まるのでしょうか?
細胞は、酸素を使ってエネルギーを生成しますが、一時的なら、酸素を使わずに、エネルギーを生成することができます。
酸素を使えば、ブドウ糖は最終的に、水と二酸化炭素に分解されますし、水も二酸化炭素も、基本的にどちらも人体には無害です。
一方、酸素を使わないエネルギー生成では、水と二酸化炭素の他に、どうしても「乳酸」が生成されてしまいます。
つまり「乳酸」とは、体内の条件の悪い環境で出てしまう、質の悪い排気ガスのようなものですね。
乳酸は「細胞に酸素が届かない状況」で多く発生しますが、それはつまり、「筋肉が血流が悪い状況」があるわけです。
たとえば、緊張がすごいとか、血液がドロドロしているとか。
この乳酸が筋肉内にたまる「こり」は、筋肉をほぐしたり伸ばしたり緩めたりする行為で改善されますが、
そういうことでは改善されない場合があります。
乳酸は肝臓で代謝され、ブドウ糖に変化して再利用されますが、肝臓の機能が低下している場合、
全身に乳酸が代謝されずに残ってしまうことがあるのですね。
乳酸は肝臓だけが代謝できますので、もし「全身に、なかなか抜けない疲労がある」場合、
「肝機能の低下による筋拘縮」の可能性も否定できません。
Mさんからいただいたコメントからも、「お酒を飲んだりすると足がつる」という言葉がありますが、
お酒を飲んだら血流は良くなるはずですので、ひょっとしたら、肝機能の低下から、肝臓での乳酸の代謝が落ちているかも知れません。
身体からの、何かのサインかも知れませんので、一度病院で検査をなさっても良いかも知れませんね。
ということで本日は、経典『常勝思考』(幸福の科学出版)より、「健康なだけの人生がありがたいわけではない。」という、目からうろこの一節をご紹介いたします。
(ばく)続き https://blog.goo.ne.jp/rokochifukyosho/e/efad5dd4af2090f61d4bd7f5bd42cfd9