理想国家日本の条件 さんより転載です。
ITER-世界最大のパズル(2020年更新版)
https://karapaia.com/archives/52305833.html
地球の磁場の28万倍、世界最強の磁石が核融合実験施設に搬入される(ITER) 2021年09月17日
フランスで建設が進めらている核融合実験施設「ITER(イーター)」に、世界最強の磁石が組み込まれようとしている。
EU、日本、アメリカなど、7か国が参加するITERは、核融合エネルギーの科学的・技術的実現性の証明を目指す国際的な超大型プロジェクトだ。
地球の磁場の28万倍もの強力な磁石が組み込まれる理由は、核融合反応炉を金属面から離れたところに封じ込め、超高熱で溶けるのを防ぐためだ。
EU、日本、アメリカなど、7か国が参加するITERは、核融合エネルギーの科学的・技術的実現性の証明を目指す国際的な超大型プロジェクトだ。
地球の磁場の28万倍もの強力な磁石が組み込まれる理由は、核融合反応炉を金属面から離れたところに封じ込め、超高熱で溶けるのを防ぐためだ。
地球上の小さな太陽を再現するITERの核融合反応炉
太陽をはじめとする恒星が燃えているのは、巨大な重力の圧力によって水素原子のペアが融合してヘリウム原子になるときに、大きなエネルギーが放出されるからだ。
ITERの核融合反応炉は、このプロセスを再現することで、エネルギーを発生させる装置である。いわば地球上に作られる小さな太陽のようなものだ。
その1つの特徴としては、核分裂によって発電する原子力発電所に比べると、放射線や放射性廃棄物によるリスクが低いことが挙げられる。
また二酸化炭素が出ることもなく、燃料となる重水素も海水から豊富に手に入れることができる。さらに万が一トラブルが起きたとしても、絶対に暴走することがなく、安全性が高い。
こうした数々の利点があるために、現代社会が直面するエネルギー問題と環境問題を解決するエネルギー源だと言われている。
ITERの核融合反応炉は、このプロセスを再現することで、エネルギーを発生させる装置である。いわば地球上に作られる小さな太陽のようなものだ。
その1つの特徴としては、核分裂によって発電する原子力発電所に比べると、放射線や放射性廃棄物によるリスクが低いことが挙げられる。
また二酸化炭素が出ることもなく、燃料となる重水素も海水から豊富に手に入れることができる。さらに万が一トラブルが起きたとしても、絶対に暴走することがなく、安全性が高い。
こうした数々の利点があるために、現代社会が直面するエネルギー問題と環境問題を解決するエネルギー源だと言われている。
中略
ITERの運用開始は2025年
ITERは当初、建設候補地として青森県六ヶ所村(日本)とカダラッシュ(フランス)が挙げられていたが、2005年6月、カダラッシュに建設することが決定された。
ITERが完成すれば世界最大の核融合反応炉となり、2025年からその運用が予定されている。目指すのは、核融合反応炉に費やされる以上のエネルギーを得ることである。
ITERの参加国は、日本、フランスを含む欧州連合(JET)、アメリカ、ロシア、インド、中国、韓国である。
ちなみに「ITER」とはラテン語で「道」を意味する。その名の通り、核融合エネルギーが実現する未来へといたる道になるだろうか?
ITERが完成すれば世界最大の核融合反応炉となり、2025年からその運用が予定されている。目指すのは、核融合反応炉に費やされる以上のエネルギーを得ることである。
ITERの参加国は、日本、フランスを含む欧州連合(JET)、アメリカ、ロシア、インド、中国、韓国である。
ちなみに「ITER」とはラテン語で「道」を意味する。その名の通り、核融合エネルギーが実現する未来へといたる道になるだろうか?
記事詳細
https://karapaia.com/archives/52305833.html
ITER: THE MOST POWERFUL MAGNET IN THE WORLD