爽やかに澄み渡った青空に心が洗われるような季節になりました。
日に日に秋の深まりを感じます。
めっきり寒くなってきた、北海道です。
空も、山も、庭さえも、すっかり秋色です。
近くのスーパーの屋上のパーキングから見た空。
手前の教会はこんな感じです
ウエディング専門の教会なのです。
心地よい風が吹いています。
田んぼの上を吹き抜ける黄金色の稲穂を揺らすような、秋の風の事を
「金風(きんぷう)」というそうです。
ふと、川越に行ってた時の田んぼを懐かしく思い出します。
川越に行った時、田んぼの真ん中にあった建物ですので
毎日みどりの田んぼを見て過ごしていました。
窓から見た時は気付かなかったのですが
ある日、川越で散歩をしていて、田んぼのそばを通った時
青々と茂った稲の穂がむせかえるほどのにおいを発散してる事に気付き
「あっ、そういえば 私は遠くからしか田んぼを眺めたことない」と始めて気付き
「そっか~これが稲穂のにおいなんだ~」って偉く感動したのです。
(あの時の川越の8月の写真です。)
今頃は川越のあの田圃もきっと稲穂が重たく垂れさがり金風に吹かれているのでしょうか?
黄色く色づいた稲穂の稲刈りが始まってるのでしようか。
懐かしく思い出されます。
今はコンバインという機械でやってしまうのでしょうか?
それとも鎌で稲刈りするのでしょうか?
昔 遠くからしか見たことないのですが
刈り取った稲の束を稲架に掛けて天日干ししていたのがなんだか懐かしく思いだします。
一杯に掛けられた稲架の間に風が吹くと、さわさわと稲穂が揺れてその様子を
『金風』と言ったのかも知れませんね。
農業を生業にしてる人にとって稲刈りはきっと一大イベントでしたでしょうし
生活費のほとんどがお米にかかっていたのでしょう。
やはり『金風』わたる稲穂を眺めるのは充実感を感じていたのかも知れません。
そう考えると
今のコンバインで、脱穀までをやってしまうのは、人手を省けて楽には
なったのでしょうけど、稲架掛けした風景が見られなくなったのは
少し残念に思います。
(これは川越の8月の思い出です。)
間もなく北海道はモノトーンの世界となり長い冬に向かいます。
夏の疲れが出やすい時期でもあります。
皆様、体調にはご留意くださいませ。