いつものように最寄り駅まで娘を送って行きます。
駅までは大抵娘が運転していって駅前のロータリーでチェンジして
私が運転席に座ります。
「行って来ま~す」と言って歩き始めた娘が
くるっと回転して戻ってきます。
何を忘れたんだろう?って思っていると
「おかあさん、元気が出る飴玉だよ」と言って
大真面目な顔をして飴玉を一個差し出すのです。
「ありがとう」と素直に言っていただいて置きます。
おおかた学校の友達にでもいただいたのでしょう。
帰ってきてこの飴玉をテーブルの上においておいたら
たった一個の飴玉なのに、存在感の大きいこと。
眺めていると
ほんと元気が出てきました。
不思議。