処理した経験のある人なら納得できる内容かもしれない。。。
今日はじめてこの取引が発生すると知った私にはなんだか飲み込めない。。。
どういう事かというと。。。
A会社がB会社の株を100%1000万円で買い占めた。。
そのいきさつはB会社は経営難に陥ってどこもお金を貸してくれない。。
それで、A会社に助けてもらったという感じ。
B会社は経営難を乗り越える為には株買取金額以上に資金が必要だったのでA会社から1000万円を借金するかたちで資金調達した。
A会社もB会社が軌道にのってくれなければ元を取れないので貸付を行うのは通常良くある。
会社の財務報告書はこういう場合、親会社のAがB会社の数字を入れた合計金額になる。
その時、AとBは1つの会社として報告するので膨れさせた数字を消去する必要がある。
膨れ上がったとは、以下のようなこと。
A会社の帳簿 B会社の帳簿
資産 │ 負債 0 資産 0│ 負債 1000万
株1000万 純資産1000万
貸付1000万
このまま2つを足すと
A+B会社の財務諸表
資本 2000万 │負債 1000万
純資産 1000万
1つの会社とすれば、
現金が違う口座に動いただけで何も変わっていないゼロの状態になる。
親子間取引で貸し借りしても、もし片方が返してくれなかったとしても、
外から見れば損得も発生しないと考える。。。
その損得を認識させる数字が貸倒引当金となる。
貸倒引当金に計上する数字は相手がいくら踏み倒すか?を考える。
そのリスクは相手に聞くわけにも行かないので
どのくらい返済が滞っていたか?
公正妥当と言える数字はいくらか?
すくナだけ損を計上できないのは当たり前。
脱税と判断されては大変でしょ。
でも親子間の場合はどうか?
親子間なら子会社の財務状況は一目瞭然。
支配力を持っている親が子会社の経営責任を逃れられるか?
そう考えると親会社が子会社の貸倒引当をするってすごく違和感がある。。。
親子間取引は消去するならゼロになると思うでしょ?
でも、これが税金が関わるとどうなるのだろう?
ここがまたややこしい。。。
連結納税をする事になると思うけど、地方税と法人税で分かれるので
仕訳上の消去以外に理解する必要がある。。。のかな。。
ここがどうなっているのか。。。
わかりやすく教えてくれる人がいたら教えて欲しい。。。と思った。。。
今の会社では私の担当範囲外なので実際の仕訳を追って理解できないところが残念。。。
税効果会計は簿記で触れたけど、教科書って見ただけで遠ざけたい雰囲気で。。。
わかりやすいリンクを見つけたら教えてください!
では。。。