以前NHKの番組でみた『永山則夫』について、
今度はTBSで『永山元死刑囚。。。死刑についての議論』をやってた。
ところが
TBSの『永山則夫』の再現ドラマは乏しいすぎ
何故なら、彼の幼少時代の北海道の網走。。。。
はっきり言って、ゴキブリはいません。
私が始めてゴキを見たのは19歳の時。 神奈川でだ。
今なら札幌に存在する事は知っているけど、
50年、60年前なんて札幌にだっていなかったはず。
なのに、再現ドラマではゴキが部屋の中をはっていた。。。
北海道出身の安積がいるだろぉ。。。
基本的な情報を偽ってはいけない。
死刑。。。
人の命をどうするかという深刻な論議。
事実関係を考えてもらうために提供する資料や再現ビデオを作ってどうする?
私は良くないなと思う。
NHKの番組を見直した方がいい。
もっと事件に関わった人の証言を聴くべきだと思うし、
人物や生い立ちも検証するべき。
case by case、死刑もしかたがないと考えられる事もあれば、死刑は重過ぎると思うものもある。
ほんと難しいよ。。。
多数決で決まっちゃうなんて。。。11人中5人も反対と思う人がいても死刑。
5人も更生可能と思っても死刑。。。
「更生の可能性は関係なく凶悪犯罪を犯したら死刑
死刑執行は6ヶ月以内」 by 鳩山邦夫
。。。。。。。。。。。。。。。。。。。永山則夫
貧乏な境遇の人生。。。誰の元で生まれたかは本当の偶然かもしれないのに。。。
こういう考えの裁判員がそろえば死刑は間違いない。
現在の凶悪犯罪人は昔とタイプが違うと思うのも気になる。
昔はもっと重い影みたいなものを引きずっている人が罪を犯すみたいな。。。
でも最近のは神経回路がいかれてるような?
化学のサイドエフェクトで神経伝達がどこか壊れちゃっている感じ。。
それを差し置いて死刑だけの議論に走るのも良くないと思うなぁ。。。
===2010年3月22日===
4人殺した犯罪人。 1997年8月1日に48歳で死刑。
昨日NHKの教育番組(?)でこの人のドキュメンタリーをやっていた。 殺された人の家族はとても憎いと思っているのかもしれないけど、私には憎めない人だなと思う。
この人にチャンスを与えて欲しい、そう思いながら、死刑執行されてしまった。
1人の人間の中に、悪、善、普通(人間善悪で行動してない時がほとんど)があると思う。 ほとんどの人は、善人になれ、悪人にもなれる。 心の中から悪で染められた人というのは、目が違う。 自慢じゃないが、私は悪い人か良い人か見分けられる力がある。 自信がある。 永山則夫の目はとても澄んでいると思うし、彼の行動は善人になれる人だと断言。 それなのにどうしてチャンスを与えられなかったのだろう?
彼の事件は終わった事だけれど、今の世の中でも同じ事が繰り返されていると思う。
貧しい家庭に育ったわけではない若者が無差別に人をあやめる。 死刑を望んでいるから死刑にしましょうという考え方にならなければいいがと思ってしまう。 そんな犯行を起こした彼らも永山さんとは違う環境かもしれないが、人間社会から孤立し出口が見つけられなかったのでは。 誰かに相談する、そのやり方さえも知らない。 何故そんなにおびえているのか。。。 愛してもらえないと嘆く人達が多すぎる。 どうして愛してもらおうと思うのか。。。 愛してもらおうと思う気持ちが強いと、その分、不安も多いのでは? それよりも好きになる気持ちが楽しいとか、うれしい言葉をかけてもらったら楽しいとかそういう事を、今の社会に切に願うが、子供達に伝える環境にしてもらいたい。。。
もう少し私達の社会が気軽に話せる環境を、練習の場を設けてくれたらと思う。 学校に放課後残ってはだめ、公園では思いっきり遊べない、親同士、大人同士が平気で他人を軽蔑しあう、私達大人の責任は重大だよね。。。
私達は都合の良いように社会を作ろうとしすぎているのではないのかな? 都合の良いようにと思っても、自然の力はもっと大きい。 数学者なら既にその法則を考えているのかななんて思うけど、善を作ろうとする力がかかるだけ悪が生まれる力も大きくなる。
どうせ悪が無くならないなら、1人1人が10%づつ悪をもって、絶えず、自分の善が自分の悪を反省するように訓練する事に力をいれた方が最悪な事態にならなくて良いようにも感じる。。。