日雇い派遣する環境がある理由とは、
企業が雇用止めのめんどくささを回避する為。
一方の利益の為に働かせているという環境と同じだと思う。
日雇い派遣、その言葉自体、使い捨て労働者と同じに聞こえる。
使い捨てカメラと同様、日雇い派遣と当たり前に使用されている日本の社会を政府は恥にも思わず、またそれを『多様な雇用環境を作るため』だと、
こいつら馬鹿かと、そう見ている人も少なくないと思う。
じゃ、多様な雇用環境を作るにはどうしたらよいかだが、
それは既に、アルバイトという働き方が存在しているのだ。
気軽に働ける環境を作るなら、アルバイト募集の広告環境を整備して、
募集する側とアルバイト希望側がいつでもニーズにあったものが探せるようにすればいい。
いろいろな情報誌があるが、情報誌にのせなくても、町の掲示板、スーパーの掲示板、カフェやコンビニ等、町の情報が張り出せるようにしていればいいのだ。
経済的に苦しい人が、自分の住んでいる近くでてっとり早く働けるところを見つけられるようにすることが、双方助かるのだ。
仕事が続かないのは出費に見合うだけの給与が得られない、
遠方からの通勤じゃ、長続きもしない、
そんなんじゃ、双方がロス。
ましてや日雇い派遣が雇用止めにあったら、見知らぬ土地で住む場所も頼る人も無し、
働く場所に乏しい場所で。。。
ほんと、こんな風に、政治家たちも雇用止めにしたいんだけどねぇ。。。
アルバイトというものは募集する側は雇用する責任を持ちたくない、あるいは雇用できない、
アルバイトする側は雇用される機会が無いのか会社に縛られたくない、まちまちだろうけど、双方ある程度、納得している。
それなりのリスクは当然覚悟しているはずだ。
社会が安定しているとは、社会人であるものが自分で住む場所、自分で食べるものを確保できている事であって、
社会の安定には、リーマンショックのような不安定な人間を大量につくる事態を阻止すること。
ああいう事態が起こることで、今何がおきているか?
生活保護受給者が大量に増え、働かなくても政府が生活保護を出してくれると思う、働けるのに働かない人、働かなくてもいいんだと思う若い層が増えたのは間違いない。
真面目に働いている人の負担が増えたという結果だ。。。