私がこんな事いうのもなんですが、
リストラしたのに、何にも改善しない会社は、そのやり方間違ったんじゃ?と思います。
安い国に業務を移せば、お金が沢山残る、、そんな甘くいかないと思いますよ。
↓はうちの会社のリストラをイメージした図で、要するに各国の経理業務を人件費の安い国に移転するプロジェクトです。
うちの会社が以下3つの要素で上手く行くわけない、というのが私の見解ですよ。
①移転先に日本語できる人がいない、②同業種の経験した人無し、③希薄プラン、実務移転は各自に任せっぱなし。
なんたって一番大きいのは、①日本語で施設や患者さんに貸し出す医療機器を扱う事業で書類は日本語ばかり。
ただ売って終わりじゃないから、この移転も無謀だなと思います。
ちなみに私のこなした業務はマルチタスク。固定資産、リース会計(契約書含む)、その他の税務申告等々、日本語無しでは仕事できないものばかり。
そこで、『私が考える成功するリストラプロジェクト』をここに紹介します。
- プロジェクト目的 ➡目的をしっかり決め後でブレない。 CF改善が目的なら、その金額目安も試算しておくことですよ。
- 各国での処理作業の洗い出し➡何が移せるか見極める。同じような処理で整理し単純化できるものを見極める。
- 分析➡収集した情報を分析しなけりゃ、将来セーブされる金額をはじく事もできない。
- 改善プラン、プログラム➡分析した結果で移転させるものを決め、問題点を解決する
- 作業の整理整頓➡改善するとともに、不要なものを排除し、単純化、言語を英語に整える
- シミュレーション➡思い描いた業務をシミュレーションしてみる。要は試作品。
- 移転プラン、プログラム ➡上手く回りそうなら選出した国から。世界各国同時は無謀。
- トレーニング➡プランにそってトレーニング実施。
- テスト➡トレーニング後に実際試す
- 確認・改善➡試してわかったエラーを改善
- テスト➡再度試す
- リストラ実行➡テスト成功後にリストラ実行。 『ヤケを起こし過ちを犯す』リスク回避。会社は最後まで社員の将来を配慮すべき。
ちなみに私のリストラは上のリストで言うと4番目。
ほんと、全く成功するとは思いません。。。(笑)