これまで使っていたASUSのChromebookタブレットCT100PAが今年8月でアップデート終了という通知をしてきたので、ちょっと調べてみたらLenovoのideapad duet chromebookが「在庫限り」で3万円と安くなっていたので、思わず買ってしまいました。
2020年に発売されたモデルですので、今の基準で見ると仕様的には古いと感じさせるところがありますが、CT100PAでも十分使えていたので、とりあえずは使えるだろうと判断しました。
SOCはMediatekのP60T、Cortex-A73x4+Cortex-A53x4の8コアで、CT100PA (RockchipのOP1 (rk3399))がCortex-A72x2+Cortex-A53x4と比べると気持ち性能が上がっているはずです。
ideapad duetはChromebookタブレットに標準でキックスタンド付きのバックカバーとキーボード、タッチパッドが付いたフロントカバーが付属しています。バックカバーのキックスタンドは横置き専用になっていて、インカメラも画面長辺の上部についており、スピーカーも長辺上部両サイドに配置されているので、横置きを前提とした作りになっています。
画面は1920x1200の16:10、CT100PAの2048x1536の4:3に比べると画素数が少ないのも気になるところですが、それ以上に縦の比率が小さくなっているのが横置き前提なので不満になるところです。
もう一つ気になっているのはペンが別売りになっていること。同時に注文したのにまだ到着していないのでペンの具合はわかりませんが、ペンを一緒に持ち歩くための領域がカバーには用意されておらず、ペンは別に持ち歩かなければいけないという点が気になっています。
もちろん、本体内蔵のペン (CT100PAのペンもそうですが) はあまり使いやすい形状ではないものが多いので、一概にペンは内蔵必須とも言えないのですけど。
そして驚いたのが付属してきた充電器。普通にUSB Aコネクタの付いた5V2Aの充電器でした。
CT100PAが45WのUSB-C PDのACアダプター付きだったので、タブレットが普通のUSB ACアダプターで充電できるということが驚きです。
ideapad duetは充電用にUSB Cコネクタを使用するので、手持ちのPD ACアダプタにつないだところ問題なく充電されました。PD充電器は相手がPDに対応していないと電力を供給しないようなので、ideapadはPDに対応しているようです。どのくらい早く充電できるかはわかりませんが。
もう一つ気になったところがUSB-Cコネクタ1個だけで、ほかには専用のキーボードコネクタしかないこと。
CT100PAにはUSB-Cコネクタのほかにmicro SDカードスロットがあり、容量が不足した場合にはSDカードに逃がすということができたのですが、ideapad duetではそれができません。
ストレージが128GBあるので、普通に使っている分には困ることはないでしょうが、メモリカードスロットがないとどうしても不安になってしまいます。
さて、Chromebook自体はどうなのかという点ですが、タブレットを2年ほど使ってきた経験で言うと、小さくて軽いのと、多数のAndroidアプリが動作するのでメディアビューアとしては問題ないという感じです。
ワードプロセッサや表計算を使うといった場合、Microsoft OfficeのWeb版かGoogleドキュメントなどを使うことになりますが、Microsoft Officeのデスクトップ版と同じようには使えないので割り切りが必要です。
また、画像編集や動画編集、ソフトウエア開発に関しては特にChromebookでやる理由もないので、試していません。環境を作るだけでも大変そうだし。
少し画面が横長で電子書籍を見開きで読むという用途には少し向いていないところがありますが、割り切って使えば十分使えるというのが感想です。
専用ペンが手に入ったら、専用ペンの使い心地含めてまた感想を書きたいと思います。
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