地震は発生から十三日目です。江戸の市民の生活にもようやく安堵の気が芽吹いてきたのでしょうか。「よる亥刻地震一つ、きのふより少し強し」。「日くれてひとつ、暁にもありしときけど知らず」とあります。回数もその大きさも次第に終息していったことがよく分かります。
また、「中戸とぢず」とありますから万一のために家の中の戸は安全のため、開けたままで寝たのでしょう。
十四日のは、いたって簡単にこれだけで終わっています。
また、「中戸とぢず」とありますから万一のために家の中の戸は安全のため、開けたままで寝たのでしょう。
十四日のは、いたって簡単にこれだけで終わっています。