十八、十九日になるともう余震もなくなったのでしょう。地震に関する記事は無し。十八日などの日記には、
「夜に入東風のゆよく吹、雨車軸を流すがごとし、よもすがらやまざりけれど地震なし」
<車軸を流す>というのは、車軸のような大粒の雨と云うことから。現在で言う<バケツをひっくり返したような>ぐらいのお雨の例えだと云うことです。十九日も「てけいとよく晴れわたりぬ」とあります。明日と打て替わって上天気です。ただ、これだけしか書いていません。地震も漸く終着したのでしょうか。
地震発生が二日の夜ですから、さしもの地震もようやく収まったのでしょう。
「夜に入東風のゆよく吹、雨車軸を流すがごとし、よもすがらやまざりけれど地震なし」
<車軸を流す>というのは、車軸のような大粒の雨と云うことから。現在で言う<バケツをひっくり返したような>ぐらいのお雨の例えだと云うことです。十九日も「てけいとよく晴れわたりぬ」とあります。明日と打て替わって上天気です。ただ、これだけしか書いていません。地震も漸く終着したのでしょうか。
地震発生が二日の夜ですから、さしもの地震もようやく収まったのでしょう。