この方、忘れちゃいけませんね ・・・ この方 ・・・
そうです、あの PAUL DAVIS ( ポール・デイビス ) でございます 。
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2008年4月22日 60歳の誕生日を目前に心臓発作で急逝された事は
多くの彼のファンを悲しませた出来事でした 。
1948年ミシシッピー州メリディアンに生まれた彼は、父親が牧師であったことから
幼いころから聖歌隊で歌い始めたようです 。
その後、自己流で教会のオルガンをマスターするなどし音楽との関わりを深めて行きました 。
幼少期からハイスクール時代にかけてアメリカ南部や中西部の教会を転々とするなかR&Bの魅力に目覚め
曲作りにも意欲的になって行ったそうです 。
1960年代半ば頃から幾つかのバンドに参加し始め、オープンしたばかりのマラコ・スタジオへスタッフとして潜り込み
セッション・ミュージシャンやソングライターとして働き始め
レコーディングノウハウを学びながら暇を見つけては自作曲を録り溜めて夢の実現の準備をしていたようです 。
その後紆余曲折の後、シングルデビューすると ・・・
1970年 アルバム 『 A LITTLE BIT OF PAUL DAVIS 』 の発表をかわきりに
1981年の 『 COOL NIGHT 』 まで全7作のアルバムを世に送り出していきす 。
この中で1977年に発表されたのが 『 SINGER OF SONGS - TELLER OF TALES 』
( 邦題 : アイ・ゴー・クレイジー )
このアルバムは、『 I GO CRAZY 』 のしっとりと丁寧な彼の歌い出しから始まります 。
偶然再会したかつての恋人に、図らずもまた揺れ動く男心の切ない思いを歌っております 。
AORのみならず、ポップスにおいても歴史に残る不朽の名バラードと言われております 。
どこかで ・・・ 聞いた事がある ・・・ きっとそうだと思います 。
仙人の様に長く伸ばした髪、髭面の風貌、カントリーウエスタンを地で行く南部男の様な顔つきは
長い髪、長い髭で独特の雰囲気を醸し出すレオン・ラッセルを思い起こさせます 。
しかし、その歌声が風貌から抱いた想像との違いに耳を疑います 。
そのややハイトーンでピュアでストレートな歌声は、楽曲と共にいつまでも私たちの耳に残る素敵なものです 。
彼の歌は、バラードばかりが素晴らしいわけではありません ・・・
ソングライターとしての才能が素晴らしいばかりではありません ・・・
スーザン・コリンズとデュエットしたビーチ・ボーイズの 『 DARLIN’ 』 も
この曲のイメージを損なうことなくスーザン・コリンズの良さを引き出しいっそう明るくポップにアレンジされ
全米51位にランキングされるほどの素晴らしいカバーリングがなされています 。
彼の表立った制作活動は、『 COOL NIGHT 』 の発表で終止符を打ってしまった形となってしまいました 。
それは、1970年から1981年までの僅か12年ほどにすぎませんでした 。
この間彼は様々な取り組みをしていたようです 。
R&Bに影響されながらもカントリーに傾斜して行ったり ・・・
或いは、また甘いポップスソングへ ・・・ そしてまた泥臭いカントリーへと ・・・
どちらでも一定の評価を得た彼のキャリアには注目に値するものがあったようです 。
ポップスやカントリー/R&B系の土臭い楽曲、ゴスペル色の強い楽曲がバランス良く混在する
完成度の高い彼の作品群は
まだ未完成だったのではという評価もがあがっております 。
『 COOL NIGHT 』 このアルバムのタイトル曲も高い評価を得ておりますが
彼がこの後どの方向へ進もうとしていたのか ・・・
私たちにどんな曲を聞かせてくれたのか ・・・
今となっては、それを知る事が出来ません 。
ポール・デイビスが表舞台から姿を見せなくなってから二十五年余 ・・・ この間
マリー・オズモンドやタニヤ・タッカーとのデュエットでカントリーチャートをにぎわした事もあったそうです 。
その後は ・・・ 牧師をしながら教会で歌っていたとか断片的な情報が飛び交っていたようでございます 。
彼が何を想い隠遁生活に入ったのかは知る由もありませんが、音楽への想い、こだわりを守るため ・・・
だったのでしょうかネ ・・・
AORという括りで縛られてしまう事への抵抗だったのでしょうか ・・・
彼が亡くなってから既に五年の月日が流れました ・・・
もう新しい彼の楽曲を聞く事ができないと思うと残念でなりません 。
ハイ !
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by ちぃ君 & もっ君 のパパ