CASA VERDE SILVER SPURS 1970.01.27
この古いモノクロの一枚の写真
38年以上前に撮影された ミニチュア・シュナウザー( S&P ) の写真です。
ほぼ40年の時の流れの中を旅をして皆様のお目に触れさせていただくこととなりました。
この一枚の古い写真に写るミニチュア・シュナウザー( S&P )は、
私が以前、生活を共にしていた ビロ君 の父親です。
今は亡き私の母が大切に残していってくれた唯一の
ビロ君 ・ リリちゃん ・ サニー君 との生活を裏付ける証です。
血統書と一緒に叔父( 母の弟 )が置いて行ってくれたものです。
ビロ君 は、父親似のハンサムボーイでした。
そして優しく大人しい性格でした。
もちろん、お遊び大好きの元気印でした。
今回、この写真を発見したので、急いでブリーダーさんに見ていただく事にしました。
すると ・・・
さすが、ブリーダー歴40年 ・・・
この写真を御覧になられるなり直ぐにわかったそうです。
神奈川県横浜市のあるブリーダーさんが輸入なされた
当時希少な外産のミニチュア・シュナウザーだったんだそうです。
日頃皆さんがご覧になられている
或いはドッグショーなどで見る事が出来る彼らとどうですか?
足の飾毛などずいぶん違いませんか?
40年ほど前は、このクラスの個体が
トップスラスのミニチュア・シュナウザーだったんだそうです。
灰色で地味で見栄えのしない ・・・
今から思えばドッグショーに出陳出来るような個体はそうそうなかったと言う事です。
先達の惜しみなく注ぎ込まれた労力と弛まぬ努力と智慧の礎の上に現在があり
ミニチュア・シュナウザーの未来が開けていくのです。
現在とは、過去の積み重ねの上に成り立っています。
過去を振り返り反省し未来に向かって歩んでこそ進歩・進化なのではないでしょうか。
この一枚の古いミニチュア・シュナウザーの写真を眺めるにつけ
過去から現在に至るまでの先達( ブリーダー諸氏 )の御苦労が感じ取られます。
チャンピョン犬を完成させること以上に
チャンピョン犬に必要な資質を備えた個体を常に作出する事の難しさ ・・・
その御努力の積み重ねの上に現在があるのだと思います。
Standard : スタンダード、標準とは何ぞや ?
その問いに対して、日夜解を導き出そうと御努力を重ねられるブリーダー諸氏。
今は亡き母が残していった手掛かり ( 写真 ) ・・・ が語るものは ・・・
いま、貴方々が家族とされている ミニチュア・シュナウザー は、
先達のこうした御努力と
『 命を司る神様 』 のちょっとした気紛れが
混然一体となってあらわれたものなのです。
だから、その努力の結晶を大切に、いつまでも輝き続けるよう
彼らと共に暮らす私達家族は、これに努めなければならない ・・・
・・・ とっ、私は、思っています。
母の残しておいてくれた写真は、
この半世紀以上にわたる ミニチュア・シュナウザーの歴史 の
一端に過ぎないかも知れません。
が、しかし、そのすべてを語っているのかも知れません。
この、 ちぃ君&もっ君 の姿かたちを見るたびに
彼らのブリーダーである H&Y御夫妻 ならびに
多くの ミニチュア・シュナウザーのブリーディング を
日々真摯に手掛ける方々の御尽力・御努力に
大いなる敬意を表したいと思います。
by ちぃ君 &もっ君 のパパ
またの名を ビロ君 達のお兄ちゃん
古いかもしれないけど やっぱシュナって感じですよね。
昔のシュナがあって 今のシュナがいる!!
40年の間に色々変わってきているのですよね。
私は今の力君しか知りませんが・・・
またビロ君たちの写真も出てくると良いですね
撮影した記憶がないんです。
だから出てこないと思うんです。
残念ですが・・・
でも、この写真が出てきて、
しかも、お母様がご存じだったなんて
それだけで十分です
父親の名前がわかっただけで・・・
やっと本当の意味でペットロスの呪縛から解き放たれた気がしています。
ちぃ君&もっ君を正面からしっかり見つめる事が出来そうです。
永かったなぁ~
でもやっと解き放たれたとの事、良い方向に向かっていて良かったです!
これからもカッコイイ白シュナブラザースの素晴らしさを広めていって下さいね!!
ビロ君達の生きた証が ・・・
共に暮らした証が ・・・
この目で確かめる事が出来たこと
お母様がビロ君の父親の事をご存じだったこと
本当に長い長いブランクでした。
そのブランクに本当の意味でピリオドが打てたと思っています。