にわとりのにわ a hen's little garden

歌うたい時々クラリネット吹きの日高由貴のblog。
ちいさなこころのにわの風景をすこしずつ書きとめていきたいです。

大石学さんラジオ放送と、被災地のこと

2011年11月11日 | 日々のこと
きのう素晴らしい演奏を聴かせてくださった、大石学さんの演奏が、今日の午前10時からセッション2011というラジオ番組であるそうです。

わたしはもうすぐ支度をしてアルバイトに行くので聴けないのですが(今日は遅番)、もし聴ける方がいらっしゃればぜひ聴いてみてください。

大石さんのピアノは、深く内面に向かうような研ぎ澄まされた音で、ジャンルの枠をはるかに超えておられると思います。

ライブに来られていたお客様でも、ふだんはジャズをほとんど聴かないのだけれど、大石さんのピアノは大好きとおっしゃるかたが何人もおられました。

ほんとうにすごいものは、小さな分類の壁を打ち破る力を持っていると思います。

共演されていた千絵さんが、「意味のない音がひとつもない。怖いくらい。」とおっしゃっていたのも、印象的でした。

もともと千絵さんのファンなのですが、きのうは大石さんのピアノとあいまって、とりわけ素晴らしかったです。

きのうの大石さんのお話で、あれほどたくさんの義援金が集まっていながら、一部の被災地の商店街に街灯がついたのが、つい先月だったということを聴いて、ショックを受けました。

大石さんもCDを出しておられる、大阪の澤野工房さんの社長が、いろいろと尽力されているというお話や、プロボクサーの女子世界チャンピオンの多田悦子さんが、被災地のこどもたちに、直接図書カードを6000枚贈られたというお話も聴けました。(ちなみに多田さんもきのうたまたまお店に来られていました。とっても気さくでかっこいい女性でした)。

わずかでも、自分にできることを探していきたいと思います。


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