今年ももうすぐ暮れようとしています。
この一年間、とても大切な出会いや別れがありました。
それらの出会いや別れを通して、
自分と少しずつ仲よくなれたような気がします。
長い間さまざまなコンプレックスを感じてきた部分こそ、
他の誰にもない自分の個性なのかもしれないということ。
外見や性格で、自分では嫌だと思っているところを、友人がほめてくれることもけっこうあって、だから、ひとは多面体であり、見る角度によってさまざまな色に輝いているのだとおもう。
人と違うところを消して人と同じになるのではなくて、また、「わたしが、わたしが」と声高に自己主張するのでもなくて、自分で自分を認め、大切にして、自分の目に映る自分とほかのひとの目に映るさまざまな自分を大切にしていくこと。そうすれば、ほかのひとにも、ひとつではない、たくさんの色を見つけることができる気がする。
むずかしいけれど、コンプレックスもまた、何かを表現していくための大切な糧だとおもうので、元気な自分だけではなくて、悩む自分や負の感情にとらわれる自分とも、仲よくしていけたらいいなと思います。