にわとりのにわ a hen's little garden

歌うたい時々クラリネット吹きの日高由貴のblog。
ちいさなこころのにわの風景をすこしずつ書きとめていきたいです。

drop of water

2008年06月29日 | 日々のこと
一日中、静かな雨の音を聴いていました。

そして雨音のあいまに、最近出会った、たっぷりと水気を含んだ音楽を聴いていました。

音楽は、雨に似ている。

どうしようもなく皮膚にしみこんできて、乾いたこころの土を湿らせてしまうところも、植物を生き生きとさせてしまうところも。

にわとりピン

2008年06月28日 | 日々のこと
お給料をもらったので、通勤用のかばんを買いに行きました。
何日か前に見て、ひとめぼれしたアイボリー色のバッグ。

その雑貨屋さんで、とても気になるにわとりのピンを見つけ、いっしょに連れて帰りました。

絵だと、なかなかこのにわとりのそこはかとないユーモアとふてぶてしさが伝わりにくいですが、気に入ってます。

このあいだ友人に連れて行ってもらったバーも、トリに縁の深いお店で、そのお店でポルトガルの幸せの鳥についてお話をうかがいました。

わたしのペンネーム兼芸名(?)が「にわとり」だというお話をしたら、マスターが面白がってくださり、いろいろとお話を聞いてくださいました。(そのときにかけてくださったBGMがあまりにも素晴らしかったので、さっそくきのうAmazonで注文!)

今年はいよいよトリづいてきそうな予感です。

晩餐

2008年06月24日 | 日々のこと
大学時代の音楽仲間が出張で京都に来ていたので、晩ごはんを食べに行きました。
彼は美味しいお店をたくさん知っているので、きのうもおすすめのお店に連れて行ってもらいました。

料理が盛り付けられた信楽焼の器がとても美しかった。

二次会から、仕事帰りの別の仲間も合流し、50度くらいのお酒をちょっとずつ味わいながら、いろいろ話しました。

高校時代や大学時代の音楽仲間といると、ほんとうに楽ちんで、しょうもないことで喧嘩したり、馬鹿話に大笑いしたりしながら音楽をやっていた頃にいつのまにか戻っている。

もちろん、そういう関係性はいまでもつくっていけるし、また恵まれてもいるのだけれど、ひととの深いつながりが、あたりまえのものではなく、とても得がたい、貴重なものなのだということをあらためて認識させてくれるいとしい仲間たちなのでありました。

・・・しかし、今日ふりかえってみると、あまりの香りの素晴らしさに感動したお酒の名前も、話の内容も、ほとんど覚えていないのはどういうわけなのでしょう?(←たんなる飲みすぎ)

台所の神様

2008年06月23日 | 日々のこと
このあいだおともだちになった、Mさんのお宅に夜ごはんをごちそうになりにうかがいました。

玄米ごはんと、お味噌汁と、かぼちゃのサラダと、大豆とひじきの水餃子のスープ。

それから、あったかいお茶。

Mさんのお料理は、Mさんに似ていて、ほっこりしていて、シンプルな味がしました。

台所にはおこめの「台所の神様」がいるそうです。

うん。きっといるに違いない。


ひとりのじかん

2008年06月17日 | 日々のこと
このあいだのお休みに、ひさしぶりに家でひとりで過しました。

朝、プランターの植物にお水をやり、のんびりお茶を飲みながら本を読み、繕いものをして、音楽を聴いて、練習。

夕方、お散歩がてらお買い物に行き、帰ってからゆっくり湯船につかり、晩ごはんをつくって食べました。

最近なにかと慌ただしかったせいもあり、こんなふうにのんびり過すのはずいぶんひさしぶりで、とてもとても贅沢で貴重な時間でした。

忙しいと、身も心もつい浮き足立ってしまうけれど、そういうときこそ、ほんのわずかな時間でも、ひとりで静かに過す時間を大切にしないとなあ、と思います。

こころが静かになったら、ほんとうにいまの自分が欲しているものがすこし聴こえてきたみたいです。

梅の実が熟すころ

2008年06月12日 | 日々のこと
ちいさいころから 、どういうわけか梅の実が好きです。
まるくて、ころんとしていて、かわいい。

雨が降って外に出るのが億劫だなあと思うこともあるけれど、「梅雨」という言葉の「梅」という文字を見ると、ころころした梅の実が熟していく様子を思い浮かべて、ちょっとにんまりしてしまいます。

そういえば、小学生のころ、母がつくった梅酒ゼリーをいっぺんにたくさん食べ過ぎて急性アルコール中毒になりかけたことがあったような・・・。いや、気のせいだということにしておきましょう。(「家に帰ったら真っ赤な目してたおれてるんやもん、あのときはびっくりしたわー」と母はのちに語る。)

残念ながら去年はつくれなかったので、今年は絶対つくろう、と思い、先日梅酒をつくりました。
前回はブランデーと蜂蜜で漬けたので、今回はホワイトリカーとてんさい糖でつくってみることに。

ピクルスをつけたり、パンを焼いたり、植物を育てたりするのもそうだと思うのですが、なにかができあがるのを「待つ」のって、至福の喜びです。とくにそれが食べものや飲みものであれば、なおさら(←これはわたしだけか)。

むかしは「待つ」ということがとても苦手だったけれど、待つことをたのしめるようになってから、人生はより面白く、豊かになったような気がします。

近々、梅サワーもつくろうと思っています。

飲みごろがたのしみだな~。

動き回った週末

2008年06月10日 | 日々のこと
この週末は、めんどうくさがりのわたしにしてはめずらしく動き回っていました。

8日土曜日は、お散歩がてら円通寺へ。

円通寺の借景(庭の背後の景色まで計算にいれてつくられた庭の造園形式のこと。円通寺の場合は比叡山)に、近年の区画整理が大きな影響を及ぼしていることを知りました。

お寺の住職さんとすこしお話しする機会があったので、10年以上京都に住んでいながらお寺にほとんど行っておらず、最近ようやくお寺めぐりを始めたことを白状すると、「見聞をひろめてください。」というありがたいお言葉を頂戴いたしました。

見聞をひろめて、また紅葉のころにうかがいたいなと思っています。

たくさん元気をもらい、夜は先輩のライブへ。

ゆる~い感じが心地よくて、なんだか不思議なパワーのあるライブでした。
あんなふうに肩の力がぬけたライブができるようになるまでは、まだまだ程遠い道のりですが、ひとまず、まずはそういった素晴らしい演奏に自分が肩の力をぬいて向きあって、触発されるということが大切なんだろうなと思っています。

とりあえず、ライブのなりゆきで合気道に興味を持ったので、近々見学にいこうと思っております。


翌日は、ふとしたご縁でお知り合いになれた、土ノ壺ちるさんの個展へ。
不思議で、かわいらしくて、ちょっと笑ってしまうような、ちるさんの世界に遊びに行った気にさせてもらえるような、そんな作品たちでした。そしてその作品たちをそっとサポートしていた、会場の”亜蛮人”さんの空間と、”カフェ突然”のまりさんの美味しいお茶とお菓子。(そばクッキーと番茶、ほんとに美味しかったな~。)

偶然居合わせた方々ともお知り合いになることができて、とてもたのしかったです。

今年に入ってあらためて実感するのは、これ!とピピッときたものに反応する瞬発力と、行動にうつす勇気の大切さです。

この直感(直観)、瞬発力、勇気は、頭の中であれこれ考えて、無難なほうを選ぶことを繰り返すうちに、どんどん鈍ってしまうような気がします。

これは音楽のライブにも言えることだと思うのですが、迷いがあると、「こうだ」ということが直感的にわかっているのに、身体がブレーキをかけてしまって、タイミングを逃してしまう。

すこしずつ、すこしずつ無駄なものをそぎ落として、自分の中を風通しをよくしていきたいなと思います。まずは最近つきすぎている感のある脂肪を減らすことから!!

これからどんな面白い出会いが待っているのか、たのしみです。(「面白い場所には面白いひとが集まっている可能性が高い」ということを発見。)

追伸:とりあえず分類が不可能なので、「神社仏閣めぐり」のひきだしにいれておきます。

栗田洋輔

亜蛮人

こまごまとしたお手入れなど

2008年06月08日 | 日々のこと
一年ぶりぐらいにHPを更新いたしました。
といってもトップページの日付と最新情報を書き換えたくらいなのですが(笑)
これからはもうすこしこまめにお手入れをしようと思います。

お手入れついでに、きょうはひさしぶりのお休みなので、これまた気になりつつも放置していたお部屋の片づけをする予定です。

BGMは越地吹雪(お掃除にかけるわたしの悲壮な決意を代弁してくれている気がするので。)

雨あがりにCDを買う

2008年06月03日 | 日々のこと
朝方は雨でしたが、午後から雨があがって、曇り空になりました。
てるてるぼうず、すこしは効果があったのかな。

先日CDショップで試聴して、どうしても買いたかったボサノバのCDを買い、ついでにこれまたほしかったCDが2枚安売りになっていたので、合計3枚購入。

これでまたあしたからさらなる清貧生活に突入することが確定いたしました(笑)

いいんです。毎日お昼ごはんがおにぎりだけになっても。こころにも栄養が必要なのですもの。

今日買ったCDは、優しい雨みたいな音楽と、やんちゃな男の子たちの草野球みたいな音楽と、哲学者のエッセイみたいな音楽です。

しばらくこればかり聴くことになりそうです。


てるてるぼうず

2008年06月02日 | 日々のこと
あしたは、とある会があり、お外を歩き回る予定になっているので、いいお天気になるようにてるてるぼうずをつくりました。

てるてるぼうずをつくるなんて、ほんとうにひさしぶり。
晴れるようにとの願いをこめて、かわいいてるてるぼうずをつくる習慣は、いったいいつごろからあるんだろう。
日本だけのものなのかなあ。

ざんねんながらわたしは参加できないのですが、あした晴れますように。