にわとりのにわ a hen's little garden

歌うたい時々クラリネット吹きの日高由貴のblog。
ちいさなこころのにわの風景をすこしずつ書きとめていきたいです。

ちっちゃい旅

2013年08月23日 | 日々のこと
昨日、大阪からの帰りにいつもは特急に乗るところを準急に乗ってみました。

いつもは停まらない駅のホーム、途中の風景も、通り過ぎるスピードが違うせいか違って見える。

こんな駅があったんだ、という発見や、それぞれのホームに漂う微妙な生活感、看板や広告(ときどき謎めいたものがあります)を見るのが面白い。

知らない駅から、学校や仕事や、いろんな用事ででかけるひとがいて、その駅に帰ってくるひとがいて、みんなそれぞれ生活してるんだなあと思うと、いつも不思議な気持ちになる。

見知らぬ駅は、どことなく映画の中にあるみたい。
日常の、一枚薄いフィルターを通した向こう側にあるようで、自分の目がカメラになったような気がする。

京阪電車と阪急電車に乗ったときの、あの独特の遠足っぽい感じが好きです(とくに特急に飲み物やお菓子を買って乗り込むとひとりで気分がもりあがるのはわたしだけでしょうか・・・。ほかの電鉄の関係者のかたがいたらすみません。)

わたしは普段ぜんぜん旅をしないのですが(行けば楽しいのですが、なかなか出かけない性分です。でもひとたび出かけると楽しい)、今度青春18切符を買って、近くをふらふらしてみようかなあ。

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1 コメント

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Unknown (山口和宏)
2014-05-09 06:23:49
昔,予備校に通っていたころ。毎日通る道を反対方向から歩いてみたことがある。するとまったく光景が違って見えたことに驚いた。たしか永六輔さんだったと思う。「一本違う道を歩くだけで,それはもう旅なんです」。そうかもしれない。
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