にわとりのにわ a hen's little garden

歌うたい時々クラリネット吹きの日高由貴のblog。
ちいさなこころのにわの風景をすこしずつ書きとめていきたいです。

夕暮れ

2010年05月29日 | 日々のこと
すこしずつ日が長くなってきました。
夕方、アルバイトから帰宅しても、まだ明るい。

夕闇がしずかに降りてくる時間を、お酒を飲みながら、窓の外をぼーっと見て過ごすのが大好きです。梅酒や、ウイスキーのソーダ割り、ジントニックは、とりわけ景色と同じ色に輝いて、とても綺麗。

暗くなってきたので、そろそろ晩ごはんをつくろうっと。

風景のみえるうた

2010年05月27日 | 日々のこと
きのうは、大好きなヴォーカルの先輩のライブへ。

先輩はジャズとボサノヴァ(ブラジル音楽とジャズが融合してできたと言われている音楽のジャンルです)を歌われる方で、きのうは深い青碧色の上着に、鮮やかな花柄のスカートをはいておられて、とても素敵でした。

きのうライブを聴いていて、発見したことがあります。

それは、ボサノヴァは、海や、空や、太陽を歌ったものが多いのだなということです。英語の歌にも、もちろんそういったものはあるのだと思いますが、ボサノヴァは、とくに風景が見える気がする(といってもポルトガル語がわからないので、先輩の解説を聴いていて思ったことですが)ものが多いなと思いました。

大きな水彩画のなかにいるみたいな、素敵な時間でした。





こころの落書き

2010年05月23日 | 日々のこと
人間の感情のなかで一番苦しい感情は、もしかしたら「嫉妬」なのかもしれないなと思っています。

嫉妬の理由はいろいろあるけど、自分もそうありたいと思うのに、なれない姿を身近な誰かに見てしまうときに一番強く感じるような気がする。

綺麗だったり、素直だったり、才能にあふれているように見えたり。たくさんの人に愛されていたり、自分が好きな人の関心をひいているように見えたり。

私自身、嫉妬や劣等感はかなり強いほうだと思う。

天真爛漫で素直にみえた妹にも、明るく社交的で、たくさんの人に囲まれていた親友にも、自信にあふれていて、きらきら輝いているように見えた歌の先輩や音楽仲間にも、たくさんの人たちに嫉妬や劣等感を感じて苦しんできた。大好きなのに、嫉妬してしまう自分が許せなくて、その人のそばにいることが苦しくてたまらなかった時期もある。

でも、最近はずいぶんそれらの感情がやわらいできたような気がする。

苦しい中でも自分の好きなことを続けてきたことが自分を支えてくれているのと、嫉妬や劣等感もふくめて、そういう自分もうけとめることができるようになってきたからかなあと思う。

何かで読んだことがあるけど、人は、自分にまったくないものに対しては何も感じないのだそう。言葉をかえると、誰かに対してものすごく嫉妬や劣等感を感じるということは、自分のなかにその人のようになれる可能性があるからなのかもしれない。

嫉妬を感じないようにすることはできないけど、感じたことから自分のなりたい未来像を思い描くことはできる。ときにはどうしても前向きになれなくて、落ち込んでしまったり、がんばれなくなってしまう自分を、そのまま認めることはとてもむずかしいことだけど、がんばれなくて落ち込んでしまうのは、伸びよう伸びようとする、一生懸命な自分がいるからだと思うから。

歌を歌うことで、大嫌いだった自分のことをすこしずつ好きになることができて、好きな人のことを素直に好きだと思えるようになってきたことがうれしい。

だから、苦しんでいた自分に、それでいいんだよって言ってあげたいです。


ミントの葉っぱ

2010年05月18日 | 日々のこと
何年か前、友人にわけていただいてプランターに植えているミント。
今年も元気な葉っぱをのぞかせてくれました。

しょっちゅう水やりを忘れる不肖の母にもめげず、毎年新緑の季節にはびっくりするくらいあざやかな葉っぱをみせてくれる、健気でかわいい子です。

愛情は持ってるつもりなんだけど、おそろしくわすれっぽいわたしには、手のかかる繊細な観葉植物とかはたぶん無理で、たくましいハーブ類がきっと向いてるんだろうな(むかしある友人に、「もしこどもがうまれたら、どこかに置き忘れてきそうだね。でもきっとこどもはしっかりした子に育つよ。だいじょうぶ。」となぐさめられたことがあります。)

いまは、ベランダのスペースがあんまり広くないので無理ですが、そのうち、バジルとか、しそとか、ベビーリーフも植えたいなあと思っています。

けさ、たっぷりお水をあげたら、よろこんでました。
ミントくん、元気をくれてありがとう。

ゲル状食物同好会

2010年05月06日 | 日々のこと
先日のハンバーグに引き続き、本日発見したこと。

それは、自分がとてもとても「ゲル状のものが好きだ」ということです。

きょうは、にわかに春雨が食べたくなり、晩御飯に「チァプチェ」という、韓国のお料理をレシピを見ながら適当に調理して食べました。たぶん、本場の方からみれば、ぜんぜんできていないのだとは思いますが、自分なりに満足いく仕上がりになりました。


高校時代、化学は大の苦手だったのですが(そのため、上述したWikipedeiaの説明が適切なのかどうかよくわかりません。春雨がゲルなのかどうかもじつはよくわかっていません。自分の中では愛すべきゲル族なのですが・・・。詳しい方おられましたら教えてください。)、「ゲル」という言葉だけはいまだに覚えているところをみると、本当に好きなんだなあとしみじみします。

今度、牛乳プリンをつくろうかな(←大好物)。