♪~In the wee small hours of the morning~♪
次の方は、In the wee small hours of the morningというバラードを歌われました。
夜明け前にひとりでベッドに横になり、誰かを想う切ない孤独感が綴られている歌です。
抑制された感情表現が胸を打つ、美しい歌でした。
(Cathy)
素晴らしいわ。
とても美しいです。
(参加者)
ありがとうございます。
わたしは普段はピアノを弾いています。
いつもピアノを弾きながら歌っていて、時々フィリップさんと一緒に演奏しています。
(Cathy)
それではきょう立って歌うのはいつもとはちょっと違う感じだったんですね。
(参加者)
はい。
(Cathy)
あなたのフレイジングはとっても美しかったです。
(参加者)
ありがとうございます。
ただ、時々お客様がグラスを割ったり、いろいろなノイズがあるときに、集中することができないんです。どんなときにも集中したいのですが、何曲か歌っていると、ある瞬間、別のことが頭をよぎって、集中できなくなるのです。
どんなときにも、なにがあっても自分の世界に集中するにはどうすればいいか、教えていただきたいです。
(Cathy)
わかりました。
ちょっとしたお話があるので、聞いてくださいね。
昔、ハリウッドでライブの予定があって、そこは、モータウン(アメリカ、デトロイト発祥のレコードレーベル)のビルのすぐ近くだったの。
黒人のピアニストとの演奏でした。
そのバーには、モータウンのひとたちがたくさんいて、リラックスして、お酒を飲んで大声でしゃべっていたわ。バンドのところまで、ノイズがたくさん届いていたの。
そして、わたしは、たくさんの黒人たちがわたしを見て、「ふん。白人の女がなにをするつもりだ?」と思っているような空気を感じていました。
とにかくとてもうるさいの(笑)
わたしの最初の夫は、とても聡明でスピリチュアルなひとでした。
家に帰ったわたしは、へとへとになっていて、ほんとうに疲れきった大変な気持ちでいたんだけど、
彼がこう言ってくれたの。
「オーケー。
僕が、君とピアニストのまわりに、想像の結界(imaginary boundary)をはってあげる。
なにも結界のなかには流れてこない。
だけど、内側から外側には流れることができるんだ。」
そして、その考えは、次のステージで、完璧にうまくいったんです。
観客は静かになって、音楽を聴いてくれ、楽しんでくれました。
(参加者)
あるとき、ひとりの男の人がお酒を飲んでさわいでいたんです。
さわいでいるのはそのひとひとりだけだったんですけど、でも、ステージにいてそのひとを無視するのもどうなのかと思って、気にしてしまうんです。
それは無視してもいいんでしょうか?
(Cathy)
まあ。そういうことってあるわよね(笑)
そういうときは、「ハーイ。ごきげんいかが?」と話しかけたらいいんじゃないかしら?
状況にもよるけれど、わたしが好きなやり方は、そのひとを無視するのではなくて、そのひとも包み込んだ上で音楽をつくることです。
まあ、ほんとうに状況によりますけれどもね。
(Phillip)
ほんとに状況によるよね。
たぶんよっぱらいは何をしてもかわらないんじゃないかな(笑)
(Cathy)
そうね(笑)
話したり、歌ったりする音は、空気(air)です。
それは、音へと変換(translate)されます。
あなたの身体を通して、空気と音を送り、放ちます。
みんな、深呼吸をしてみましょう。
― 一同深呼吸。
(Cathy)
それから、空気に音をのせて旅をするようなつもりで、音をつくってみましょう。
― 一同、「アーーーーーーーーー」と何度か声を出してみる。
(Cathy)
そういう感じで歌ってみるといいです。
ときどき、いい音がつくれないときがあります。
疲れていたり、ほかにもいろいろな理由がありますね。
理由がなんであるにせよ、うまく声がでないとき、深呼吸をして、息をはいてみるのは、
ひとつのアイデアです。
あなたは、空気とうまく調和しているとき、とても美しい声を持っています。
(参加者)
ときどき声がかすれるんですが、どうしたらいいですか?
(Cathy)
わたしも、とても深刻な問題を抱えています。
ここ数年間、咳がとまらないのです。
病気ではなく、アレルギーの一種なの。
それから鼻炎もあります。
だから、食事や生活習慣に気をつけているの。
辛いものやジュースをさけて、お水を飲んでいます。
ときどき紅茶もだめなの。コーヒーも。
だからあなたも、一番あなたに効果のある方法を見つけないといけません。
昨晩も、バラードを歌っている途中で咳がでました。
鼻炎には、レモンが効くみたいです。それから、たっぷりのお水ね。
―最後に、参加者の方がもう一度歌って終わりました。
先ほどよりも、さらに静かになり、細部にわたるまで声の色の幅がひろがり、豊かになったようでした。
(vol.7に続く)
~In the wee small hours of the morning~
Music by David Mann
Lyrics by Bob Hilliard
次の方は、In the wee small hours of the morningというバラードを歌われました。
夜明け前にひとりでベッドに横になり、誰かを想う切ない孤独感が綴られている歌です。
抑制された感情表現が胸を打つ、美しい歌でした。
(Cathy)
素晴らしいわ。
とても美しいです。
(参加者)
ありがとうございます。
わたしは普段はピアノを弾いています。
いつもピアノを弾きながら歌っていて、時々フィリップさんと一緒に演奏しています。
(Cathy)
それではきょう立って歌うのはいつもとはちょっと違う感じだったんですね。
(参加者)
はい。
(Cathy)
あなたのフレイジングはとっても美しかったです。
(参加者)
ありがとうございます。
ただ、時々お客様がグラスを割ったり、いろいろなノイズがあるときに、集中することができないんです。どんなときにも集中したいのですが、何曲か歌っていると、ある瞬間、別のことが頭をよぎって、集中できなくなるのです。
どんなときにも、なにがあっても自分の世界に集中するにはどうすればいいか、教えていただきたいです。
(Cathy)
わかりました。
ちょっとしたお話があるので、聞いてくださいね。
昔、ハリウッドでライブの予定があって、そこは、モータウン(アメリカ、デトロイト発祥のレコードレーベル)のビルのすぐ近くだったの。
黒人のピアニストとの演奏でした。
そのバーには、モータウンのひとたちがたくさんいて、リラックスして、お酒を飲んで大声でしゃべっていたわ。バンドのところまで、ノイズがたくさん届いていたの。
そして、わたしは、たくさんの黒人たちがわたしを見て、「ふん。白人の女がなにをするつもりだ?」と思っているような空気を感じていました。
とにかくとてもうるさいの(笑)
わたしの最初の夫は、とても聡明でスピリチュアルなひとでした。
家に帰ったわたしは、へとへとになっていて、ほんとうに疲れきった大変な気持ちでいたんだけど、
彼がこう言ってくれたの。
「オーケー。
僕が、君とピアニストのまわりに、想像の結界(imaginary boundary)をはってあげる。
なにも結界のなかには流れてこない。
だけど、内側から外側には流れることができるんだ。」
そして、その考えは、次のステージで、完璧にうまくいったんです。
観客は静かになって、音楽を聴いてくれ、楽しんでくれました。
(参加者)
あるとき、ひとりの男の人がお酒を飲んでさわいでいたんです。
さわいでいるのはそのひとひとりだけだったんですけど、でも、ステージにいてそのひとを無視するのもどうなのかと思って、気にしてしまうんです。
それは無視してもいいんでしょうか?
(Cathy)
まあ。そういうことってあるわよね(笑)
そういうときは、「ハーイ。ごきげんいかが?」と話しかけたらいいんじゃないかしら?
状況にもよるけれど、わたしが好きなやり方は、そのひとを無視するのではなくて、そのひとも包み込んだ上で音楽をつくることです。
まあ、ほんとうに状況によりますけれどもね。
(Phillip)
ほんとに状況によるよね。
たぶんよっぱらいは何をしてもかわらないんじゃないかな(笑)
(Cathy)
そうね(笑)
話したり、歌ったりする音は、空気(air)です。
それは、音へと変換(translate)されます。
あなたの身体を通して、空気と音を送り、放ちます。
みんな、深呼吸をしてみましょう。
― 一同深呼吸。
(Cathy)
それから、空気に音をのせて旅をするようなつもりで、音をつくってみましょう。
― 一同、「アーーーーーーーーー」と何度か声を出してみる。
(Cathy)
そういう感じで歌ってみるといいです。
ときどき、いい音がつくれないときがあります。
疲れていたり、ほかにもいろいろな理由がありますね。
理由がなんであるにせよ、うまく声がでないとき、深呼吸をして、息をはいてみるのは、
ひとつのアイデアです。
あなたは、空気とうまく調和しているとき、とても美しい声を持っています。
(参加者)
ときどき声がかすれるんですが、どうしたらいいですか?
(Cathy)
わたしも、とても深刻な問題を抱えています。
ここ数年間、咳がとまらないのです。
病気ではなく、アレルギーの一種なの。
それから鼻炎もあります。
だから、食事や生活習慣に気をつけているの。
辛いものやジュースをさけて、お水を飲んでいます。
ときどき紅茶もだめなの。コーヒーも。
だからあなたも、一番あなたに効果のある方法を見つけないといけません。
昨晩も、バラードを歌っている途中で咳がでました。
鼻炎には、レモンが効くみたいです。それから、たっぷりのお水ね。
―最後に、参加者の方がもう一度歌って終わりました。
先ほどよりも、さらに静かになり、細部にわたるまで声の色の幅がひろがり、豊かになったようでした。
(vol.7に続く)
~In the wee small hours of the morning~
Music by David Mann
Lyrics by Bob Hilliard
あしたのジョイントライブのプレゼント用に、
ねこサンタのポストカードをつくりました。
ねこ好きのみなさま、必見です(*´∀`*)
あしたは、素敵なオリジナルソングを発信しておられるユニット、
AROMATICA(アロマチカ)さんとのコラボレーション企画です。
ヴォーカルの千佳子さんは、ハーブ研究家でもいらっしゃって、
明日のプレゼントのためにハーブティーリーフをオリジナルブレンドしてくださいます。
アドリブでブレンドされるので、同じものは二度とつくれないのだそうです。
どんな味のハーブティーか、楽しみ♥
まだお席がありますので、もし来られる方は直接お店にご予約いただければさいわいです。
お待ちしております♪
♪ ♪ ♪
2012年12月9日(日)14:00~
日高由貴(vocal)北脇久士(guitar)
×
AROMATICA
2000円(プチプレゼント付)
うずらギャラリー
京都市中京区三条通寺町西入
TEL:電話 070-5500-1011
mail: uzuramusic@gmail.com
♪ ♪ ♪
http://niwatoriworks.jimdo.com/schedule/
ねこサンタのポストカードをつくりました。
ねこ好きのみなさま、必見です(*´∀`*)
あしたは、素敵なオリジナルソングを発信しておられるユニット、
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ヴォーカルの千佳子さんは、ハーブ研究家でもいらっしゃって、
明日のプレゼントのためにハーブティーリーフをオリジナルブレンドしてくださいます。
アドリブでブレンドされるので、同じものは二度とつくれないのだそうです。
どんな味のハーブティーか、楽しみ♥
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2012年12月9日(日)14:00~
日高由貴(vocal)北脇久士(guitar)
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うずらギャラリー
京都市中京区三条通寺町西入
TEL:電話 070-5500-1011
mail: uzuramusic@gmail.com
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