昨日の午前6時ごろ、どこでやっていたか忘れたけど、学校や地域の公園などに芝生を植える活動をしているニュージーランド人の特集をやっていた。
日本の校庭を見て、まず驚くのが芝ではなく土のグランドであると言うことらしい。この方自身、ニュージーランドでラグビーを続けていた方らしく、芝のグランドにかける思いなどなるほどと思わせるものだった。
つまり、子供達は転ぶことを心配していては、思い切ったプレーができない。
例えばタックルをされた時に、本能的に受身を取ったりすることに意識が行ってしまう。
しかし、本来はタックルを受けながら、パスをしたり、転ぶことを考えずに突進したり、そういうプレーにこそ意識を集中したいところだ。でも、グランドが芝なら転んでも滑ることで痛みを少なく、クッションの役割も果たしてくれるから、プレーに集中することができると言うのだ。
ワールドカップにおいてJapanがハイパント処理のまずさをつかれて敗戦を喫してきたことは、この点にあるのかもしれない。ジャンプして相手とボールキャッチを競う場合に受身を考えてしまうのかもしれない。もちろん、そう単純なことではないと思うが。
「自分が作った芝の庭先にゴミは捨てない。」
住民がみんなで力を合わせて作った芝の公園に、ゴミは捨てないだろう。
芝といえばコストが心配だが、一流の芝を植える必要はなく、1平米100円に満たない金額でも維持できるとのことだ。
日本のグランドに芝を!