正月のこの舞台にKGUが登場しないことに違和感を感じる。
と言っても昨年に続き2年連続だ。
まぁ、そんなことも気にならないほどの熱戦だったと思う。
第一試合。
早稲田 36 対 12 東海
やっぱり経験の差がでるんだね。
風下の前半、先制されてもこのままついていけばと思っていたが、3トライされる。
早稲田は、関東戦同様ブレークダウンが強かった。
経験の差が出た気がした。
NHKのアナウンサーが、仙波キャプテン率いる関東学院が早稲田に敗れた時の春口のコメントだとおもうんだけれど、それを紹介していた。「伝統の差がある・・・」東海も今回はそんな感じだった。
関東は現東芝の松田努を擁して2年連続ベスト4を経験したのは92.93年の正月のことだった。国立を経験しても早稲田、明治に勝てず、伝統の壁に屈し続ける5年の歳月を経て、98年正月を乗り越えて、決勝で明治を破ることになるのだが、東海の最後のマイケルリーチのトライは来年の国立、決勝に繋がるトライに見えた。
おそらく、来年も帝京が強いだろう。
話が前後したが、もう一試合、法政対帝京は、いよいよ帝京が一つの壁を突き破り、新しい時代を作る段階になったことを知らしめた。
あの重いフォワード、10番の徳永選手は素晴らしい。
早稲田の豊田キャプテンも、Jスポーツの藤島大が言うようにバックスに転向して、大型バックスとして二人でコンビを組んではどうか、徳永が12番、豊田13番なんてよいんじゃないの。
11番に中園真司、14番に北川智規、15番に有賀剛、10番には淵上なんて布陣はいかがか。
決勝は、いよいよ帝京、新時代の到来か、それとも早稲田の連覇か!
見届けようと思う。