silly ski squadronスキー雑記

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HOMA-Rとスタチン(および自転車のタイヤ交換)

2011年02月11日 21時21分50秒 | 糖尿・メタボリック・自転車
HOMA-R(HomeOstasis Model Assessment insulin Resistance:インスリン抵抗性の評価)は非常に簡便な検査でかつ有名です。一般的にインスリン抵抗性指数と呼ばれます。
ただし空腹時血糖が140mg/dLを越す時には参考程度にしかなりません。
肥満の2型糖尿病の方はHOMA-R値が高いことが多く、またBMIとも比例することはよく経験するところです。
細かい数値やバックグラウンドはここには書きませんが、先日、通常の糖尿病食と運動療法で約2ヶ月(そのうち入院3週間程度)で体重を10kg減らすことが出来た方がおられました。
前後でHOMA-Rを検討すると11.4→1.0と正常化していました。改善することは分かっていたのですがここまで改善することは珍しい。
もともと食事は油もの、蛋白質、間食の多い方で、それを野菜を多く+脂質の少ない蛋白質+米飯の組み合わせ(まあ普通の食品交換表による糖尿病食です)とした上で多くの有酸素運動をこなした結果です。
さてどうしてここまでHOMA-Rが改善したのか?食事と運動による減量だけの成果で片付けてもいいような気がしましたが、はたと思い浮かびました。
もしかしたらスタチンか?
実はこの方、このままではnon-HDLも高値であり余りに心血管イベントリスクが高いので、せめてスタチンだけでも服用しておいて下さい(経口血糖降下剤が必要な程ではない)ということでロスバスタチン2.5mg/dayを服用し続けて頂いてたのです。
一般にスタチンはインスリン抵抗性を悪化させるとされていますが、実際には問題となるほどのことはなく、non-HDLを低下させるメリットの方が遙かに大きいものですがそれにしても。
残念ながら高感度CRPなどは保険で測定することが出来ませんので憶測でしかありませんが、もしかしたら肥満による脂肪の炎症からの悪影響がロスバスタチンによって改善した可能性もあります。
今後の検討が待たれるところですね。

さて2月の連休かつ好天であるとスキー場は大混雑。あえてこの連休は行かないことが多いので、今日はVIGOREにタイヤ交換に行ってきました。
ええスレッドステムの例のMTBです。1.9×26のラーセンTTに文句があるわけではないのですが、本格的に山に入るときはスーパーリジッドに乗りますから、やはりこのバイクは日帰り旅バイクとして使うことが多そうなのでより軽いものがよい。
とはいえ少々の未舗装路は走れて欲しいですから完全なスリックタイヤはちょっと。
でもやっぱり軽快に行きたいのでと、いつもどおり無いものねだりな話をしていたら、VIGOREのH氏が『じゃあこれはどうです?』と出してくれたのが『MAXXIS DETONATOR 1.25×26』。
おお!。。。。街乗り用なので僅かにパターンが付いている。気持ちだけですが、こういう気持ちだけ。が購買欲をそそるのですね。
京都市内を走るのに意外に重要なことは賀茂川の堤防と御所を走れること(笑)
ということで一気に走行抵抗が低くなったバイクを軽快にペタリングしながら上機嫌で帰宅いたしました。
まあ単純なものです。
MAXXIS DETONATOR FOLDABLE 26x1.5 グレーxブラック 26x1.5 3MX-DEF150-GY
クリエーター情報なし
マキシス
コメント (2)
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