発表して来ました。近場の大阪なのでいまいちモチベーションが上がりませんでしたけれど。
こんな演題。
アナグリプチン(スイニー)は血糖コントロール・血圧・体重の影響を受けることなく,単独で脂質改善効果を認めた.
血糖降下作用に於いてアナグリプチンは他のDPP-4阻害薬に対して非劣勢であった.なお有害事象は認められなかった.
血糖・血圧・体重の変化が認められなかったにもかかわらずLDLコレステロールは低下傾向を示し,動脈硬化マーカーのL/H比を有意に改善した(2.10→1.71).
特に近年注目されているLDL/HDL比は2.5以上ハイリスク、2.0以上で動脈硬化促進,それ以下ではイベントリスク減少,1.5以下ではプラークの退縮を認めると言われている。それを2.10から1.71に有意に改善させた意義は大きい。
今後の長期的観察は必要であるが,アナグリプチンの2型糖尿病に対する投与は最終的に糖尿病治療に於いて重要である心血管イベントを抑制し得る可能性がある.

しっかし今年のメーカーさんブースはSGLT2祭りでしたね。
ま、秋の地方会にはそっち系の演題でも出しますか。
お疲れさまでしたー!
週末はハレバレとサイクリングでも行きましょう♪
こんな演題。
アナグリプチン(スイニー)は血糖コントロール・血圧・体重の影響を受けることなく,単独で脂質改善効果を認めた.
血糖降下作用に於いてアナグリプチンは他のDPP-4阻害薬に対して非劣勢であった.なお有害事象は認められなかった.
血糖・血圧・体重の変化が認められなかったにもかかわらずLDLコレステロールは低下傾向を示し,動脈硬化マーカーのL/H比を有意に改善した(2.10→1.71).
特に近年注目されているLDL/HDL比は2.5以上ハイリスク、2.0以上で動脈硬化促進,それ以下ではイベントリスク減少,1.5以下ではプラークの退縮を認めると言われている。それを2.10から1.71に有意に改善させた意義は大きい。
今後の長期的観察は必要であるが,アナグリプチンの2型糖尿病に対する投与は最終的に糖尿病治療に於いて重要である心血管イベントを抑制し得る可能性がある.

しっかし今年のメーカーさんブースはSGLT2祭りでしたね。
ま、秋の地方会にはそっち系の演題でも出しますか。
お疲れさまでしたー!
週末はハレバレとサイクリングでも行きましょう♪