ボナさんの北海道の釣り三昧II(休養中)

投げ釣り主体に北海道の沿岸に出かけます。夏にはフナや鯉釣りも。

楽しい思い出を有り難う

2011-02-11 11:53:46 | 釣り

札幌医釣会の元老であるTR山先生が急逝された。オーナーのお計らいで小樽を早めに退出することが出来、藻岩下の会場でのお通夜に間に合った。享年88歳、昨年秋口まで車を運転したり、若手の手術の指導するなど、10年位若く見えたのに・・・。昭和61年に大学病院長の激務で心筋梗塞を発症、釣りを断念したが、釣り会の会費を払い続けて毎年の総会にも出席して釣り談義に加わっていた。

昭和43年の例会の釣りバスの中で、教授に選出されたニュースが皆に知られ、本人も照れてその後、釣りバスの中で酒盛りが始まったのを思い出していた。大しけの虎杖浜では、船上げ場で投げておいた仕掛けがごてごてに絡んだ中に大物のタカノハが付いていたのを何度も思い出し話していたっけ。

相沼内川の右岸では、ずら~と並んだ仲間とおしゃべりに夢中でたるんだ糸に大物の黒がしらが付いていた。磯谷のヨコマ漁港がまだ小さい壊れかかった船上げ場であった頃、例によって竿を投げたままに仲間のところへおしゃべりに歩いている間に竿尻が上がって傍にいた私が揚げ身長賞のアブがついていた。

診察中でも、漁師の患者が来ると釣りの話に夢中になっていた。釣り場範囲の漁師の庭先で釣りをして、良い思いをしたようです。心筋梗塞後、しばらく手元においていたが、不整脈が発作的に発現するのでドクターストップがかかると、当時の医釣会会長釣童さんに仕掛け、釣り場の写真集などを譲って釣りを断念した。奥さんに「このたびは~」と挨拶すると「楽しい思い出を本当にありがとう」とかえってきた。TR山先生のご冥福をお祈り申し上げます。合掌。