春先のカレイ狙いで、遊動仕掛けを整理している。みつぐさんや、ハゴトコさん、HS江のオヤジさんなどから仕入れたものが多い。これらを真似て自分の竿や身長に合わせて長さを決めている。幹糸は、便利糸と言われる仕掛け糸が多いが、黒が標準だが、赤や黄色などいろいろと変えて作っている。シングル遊動とダブル遊動もあるが、フナの時にダブルも使う。
エダスの幹糸の部分が遊動するもののタイプが多い。私の場合、錘の部分が遊動仕掛けとなるものの出来あいが上手くないのか、エダスの遊動型が多いようだ。この遊動の原理は、淡水のフナの投げ釣り仕掛けにも応用して作っている。竿を3本出す場合に、1本の竿に使ってみる。他の2本との兼ね合いで、食いが良くなかったなら、サッサとアタリ仕掛けに変えている。
オホーツクや留萌でのサケの投げ釣りは、この7-8年留萌の北海道の釣り天狗の親方から頂いた遊動仕掛けか、留萌の三平さんから頂いた遊動仕掛けを原典にして作製し使用している。このサケ遊動仕掛けは、タカノハに応用可能と思っている。弘司さんのブログに遊動仕掛けが丁寧に掲示されているのでご覧ください。
遊動仕掛けを作る時に私が、最も大事にしていることは、天狗の親方から聞かされたキーポイントでもあるが、針の先から遊動の止まる部位までの長さである。サケを釣ろうと思ったなら70センチにするか90センチにするか、釣りたい長さにした方が悔いが残らないというものである。エサに触れた時に尾が触れては大物を逃す。フナでも35センチはとっておいて、尺ブナは逃さないことにしている。