雪が降って室内が乾燥する季節に入ってから手足に発疹が出た。前腕と下肢に限局し毛のうにも一致している。はじめは放置していたのだが、夜間に痒くなって掻いた為に集合し赤く腫れ上がり立派な湿疹に発展したようだ。
長年のつきあいの皮膚科の先生に診て貰うと、これは湿疹。血管に沿っているので、うっ滞性、うっ血や血管拡張すると痒くなり、無意識に寝入って掻いて悪化させたものです。との診断で、ステロイドの注射をされ、炎症がとれるまでステロイドも服用しなければならなくなった。
抗アレルギー薬も処方され、一旦改善している足や、爪の水虫がステロイドの投与で悪化しないように白癬対策の塗り薬も投与された。雪の中の釣りや除雪にヒートテックの下着を身につけて汗をかいたのも悪化の原因だった。
インフルの季節になって、患者に接する度に手指や下肢にまで消毒液のスプレーを吹きかけて更に炎症を悪化させたのもよくなかった。最後に言われたのは「炎症を悪化させるので入浴してはいけません。しばらくは、好きな温泉もやめて、ぬるめのシャワー浴にしてください」。炎症がとれるまで、釣りに行っても温泉なしになってしまった。