ボナさんの北海道の釣り三昧II(休養中)

投げ釣り主体に北海道の沿岸に出かけます。夏にはフナや鯉釣りも。

好景の釣り

2015-01-03 10:25:21 | 釣り
北海道で長く釣りをしていながら、それも留萌出身なのに旭川のケーブルテレビ ポテトのプログラムに「好景の釣り」という釣り番組が、放映されているのを知りませんでした。BS釣りビジョンを覗いたお蔭で知りました。裏番組が騒々しく、食傷気味だったせいかもしれません。留萌の釣り天狗さんや三ぺいさん、知ってましたか?

旭川の案内人役の山本探渓さん(写真上)の味が、また素晴らしくいいのです。もう一度見たい番組です。カミさんに、いつも、あなたは番組表は全く見ずに、チャンネルを回してばかりと、叱られております。しかし、番組表をみて中味が分かりますか?奥さん。テレビを回して、偶然、BS251にチャンネルを回したら目に入ってきた番組でした。どんないきさつがあったのか、よくわかりませんでしたが、女性キャスター(末川かをりさん)が、旭川CATVを訪れて、どこかの渓流で釣りをすることになったのです。

予想通り、クマが多いから危険ですよ、怖いですよ、と定番の脅かしが入りました。オホーツク海に注ぐ川だったかの支流をさかのぼって、下って来ます。道東の西別川でニジマス釣り中、風下にいた為に早く知った熊の独特の臭いの接近に仲間と後ろを見ずに、川を下って逃げて渡った時の恐怖が、トラウマとなって渓流は避けております。

山本さんは、女性ゲスト(上の写真、末川さん)に、上流の瀬とよどみで、ブドウ虫だったかを9号の針にかけて流しながら、どのように釣るのかを、丁寧に教える。彼女はおとなしいが、竿さばきが上手で、ポイント近くにエサと仕掛けを持って行ける。アタリだ、上手いと一挙手一挙手を褒めて、独り立ちが出来るように上達させた。オショロコマなど絶滅危惧種を釣るとリリースさせ、やまめ(べ)のサイズで、持ち帰って食べてもいいのだよ、と教育する。流を下るごとにイワナなど釣れる魚種の違いを釣らせて覚えさせる、素晴らしい導師が旭川に居たことを知った。