ボナさんの北海道の釣り三昧II(休養中)

投げ釣り主体に北海道の沿岸に出かけます。夏にはフナや鯉釣りも。

左側に座る

2015-01-23 19:44:57 | 釣り
今日は、先日亡くなった友が、生前勤めていた空知の病院に出張です。後任が4月に着任しますので、その前に、亡き友の思いを、引き継ぐ作業でも有ります。癌の末期で抗がん剤を射ちながら、医師として最期の勤めを果たした場所です。

習慣のように左側に座って行くのには、理由が有ります。春から夏までの釣り場、熊石、瀬棚、島牧どの日本海に面した釣り場を眺めて帰ってきたいので、札幌に帰るバスの左側にいつも座って行きます。夏から秋の黄金道路、エリモ、日高海岸を眺めて帰ってくるのにも、バスの左側に座ると海が見えます。それで、釣りバスでは、左座席を定席にしております。

釣り帰りには、ほとんどの釣り人は、徹夜の釣りに疲れて眠っておりますが、その場所に、もう一度来れるのかと考えると眠れなくなるのです。春秋の沢山ある方は、眠っていくでしょう。L特急左の座席からは、。リタイヤの前20年間吹雪いても車で通った学園都市線沿いの元の職場が見えます。その延長上に今日の目的地もあります。下の写真は、湯気に煙る温泉プール、病院1階にあり、リハビリに使われます。

先祖が集団で移住して切り開いた土地に生きて育った方々が働いている病院、流石です。整然として、居心地良く動いておりました。亡き友と、病院の改革を進めていた看護部長も彼の死を惜しんでおりました。帰りに乗ったタクシーのドライバーもやさしい先生で、皆明るくなったと言って呉れました。整形外科や脳外科など同期のもの数名が週一でも、応援に来て病院を盛り立てている理由が分かったような気がしました。病院から午後4時過ぎに外来を済ませ、タクシーで滝川(下の写真)に出てL特急で帰札、地下鉄、バスを乗り継いで6時過ぎに帰宅の距離でした。