ボナさんの北海道の釣り三昧II(休養中)

投げ釣り主体に北海道の沿岸に出かけます。夏にはフナや鯉釣りも。

短気ですか、気が長い方ですか?

2015-01-08 12:15:02 | 釣り
北海道の釣り会に所属し競う釣りをしていると、短気な自分を再確認します。釣行の2-3日前から、頭の中は釣りのことで一杯の釣りバージョンに突入します。その間はカミさんや娘は、避けるようです。家でじ~としていても、雰囲気で、このヒトは頭の中で、釣りをしているのだと、50年も連れ添っていると分かるようです。GWに一緒に車の中からなど、竿先を眺めていると、何も釣れなくてもイライラしないのもわかってきました。

釣りバスに乗ったとたんに、釣り仲間に気を許し、日頃の顔つきが短気なじいさんに早変りします。酒を飲む方は、できるだけ自分の本性を隠すように釣り場に向かうバスの中で呑んでおります。飲み過ぎると釣り場で危険な目に合う事は十分に承知しているようです。雑音を嫌う方は、耳栓をして好きな音楽を聴きながら眠った振りをしております。一緒に釣りバスを降りても、自分のペースを守りたくて、離れて釣る方が多いようです。

釣果を競う釣りでは、誰しも集中しているのが中断されるのを嫌います。釣りをしない方は、釣り人の心中を思いはかることはしません。なぜ釣れないのか、一生懸命考えているのです。場所を変えてみたり、仕掛けを変えたり、エサを付け替えたり、竿を立てたり、寝かせたり、時には、竿を変えたり、努力を重ねているのです。周りに情報取りに走ったり、携帯で聞きまくったり、短気ほど、じっとしておりません。

気の長い方は、エサが無くなっていても放置しておりますが、短気な方は、眼前の海面を碁盤に見立てて、3本の竿を投げ分けて隈なく探りを入れます。遠投できると、チャンスが広がりますので、1本針仕掛けに取り替えて遠投するなど、涙ぐましい努力をするのです。ところが、私は、釣りが好きなんでしょう。竿先をみつめ、海や湖沼を眺めていると、日頃の滅入っていたことも忘れるようです。その面が、釣果にガツガツしない、拘らない、勝負に対する甘さなのかもしれません。審査基準の5尾などに達すると、短気から釣りが好きバージョンに転換するようです。大病を患った後では、運を無くさないようにという心配も現れるようです。貴方は短気ですか?