ボナさんの北海道の釣り三昧II(休養中)

投げ釣り主体に北海道の沿岸に出かけます。夏にはフナや鯉釣りも。

3年後の記念日

2015-01-09 13:47:31 | 釣り
10時前から大学病院の待合で名前の呼ばれるのを待っていました。暮の、インフルエンザ発症前に、一日がかりで、大腸がん術後3年記念の検査を受けました。実は、9時前に、外来の自動受付を済ませております。というのは、採血による再検査が有るやもしれず、空腹のままやってきました。

何故記念日か、3年前のクリスマスに術後の抗がん剤1クールが終わりました。この日を迎える毎に、律儀に検査を行い、日本国内で、同じ癌で同じ術式で手術を受けた患者の中で抗がん剤治療迄行ったグループのデーターを集積し、分析し今後の患者の治療に役立てようとする臨床コホート研究の対象患者なのです。今は、検査の費用は、後期高齢者の保険料で私が支払いします。

腫瘍マーカーを含む採血5本、尿検査の後、放射線科外来受付でCTの順番待ち。造影剤使用の履歴の分かるカードを示し、普通のCTに続いて造影剤を注射し骨盤から顔面までのCTを撮影しました。午後、内視鏡室に移り大腸カメラを、癌を切除したあとの小腸と大腸を繋いだ縫合部位まで挿入されました。この大腸カメラの所見を含めて、検査結果が説明されます。

この検査結果を聞くまでの嫌な気持ちは、がん患者と家族でなければ分からない深刻なものです。12時の予約時間ちょっと前に呼ばれ、血液では、腫瘍マーカーは、正常範囲。貧血もなし、血清鉄も、フェリチンも正常範囲。肝機能も腎機能も正常範囲に有るが、LDLコレステロールが一寸高め、HDLは十分にある。尿酸値も若干高めで薬を続けなさい。大腸カメラに異常所見なし、ポリープも無い。CTでは、転移もなし、再発もなし、異常所見なしと説明された。これからは、半年おきの採血とCT、1年おきの大腸カメラとの指示を受けた。晴れて3年間が無事に過ぎたことの喜びをかみしめていた。ひとまず1年は、釣りが出来る。