元の本は1998年12月。7年以上経って『大幅な変更は避けて』文庫化なんだから信用できる可能性は高い、かな?
読み切るのに時間がかかったから駆け足。
4つの演習問題をやってみた結果、「その文章・論理の組み立て方の分解」は出来てたけど、その中で「論理的には不十分である点の考察」までは出来てなかった。解説を読んでみれば、3問目の『「まず割り箸の節約を」』は酷いなんてもんじゃない。
論理的に見ればズタボロなものに『表現の技術』で誤魔化されてしまう人間(ボクを含む)がいる事実。確かにこれは怖い。
同僚の雑な仕事が半分、自分の諸々の甘さが半分。たぶん相手の方は「文句ばっか言いおる」くらいにしか思ってない。
やはりもうバーンドーンは不可避として受け入れるしか無いのか。うわぁぁぁん。
時間の都合で読み方が雑になった感あり。演習問題の想定時間が合計4時間だもんな、全問10分で切り上げたけど。
この本こそ休日に読み始めれば・・・と悔やんでも仕方ないから読み返し予定に入れる。
読み切るのに時間がかかったから駆け足。
第2章 論理の原則俺はこの辺の順番を間違えて、説得に失敗してるケースがある気がする・・・いやある。
4 抽象のレベルが揃っていること
◎ピラミッドは下にいくほど具体的
ピラミッドの石を積むためには、下の石の高さが揃っていることが必要である。その場合、言うまでもなく、論理のピラミッドは上にいくほど抽象的、下にいくほど具体的になる。
第3章 論理の演習時間がかかった原因はこの章。
4つの演習問題をやってみた結果、「その文章・論理の組み立て方の分解」は出来てたけど、その中で「論理的には不十分である点の考察」までは出来てなかった。解説を読んでみれば、3問目の『「まず割り箸の節約を」』は酷いなんてもんじゃない。
論理的に見ればズタボロなものに『表現の技術』で誤魔化されてしまう人間(ボクを含む)がいる事実。確かにこれは怖い。
第4章 イッシュー(争点)を考える結果ではなく前提を教えるべきなんだよなぁ・・・。
3 空を飛びたかった竜の話
* *
ところで、このトレーニングをコンサルタントたちに課していた頃、新人教育の折、先輩のコンサルタントが後輩に、
「これはね、空中性能と地上能力に分けるのだよ。そして、えーと、たしか移行期間のことを考えて……」などと得意そうに教えているのをしばしば見かけた。これでは教育にならない。
肝腎なことは、この問題のイッシュー・ツリーがうまくできることでも、それを覚えることでもない。現実に観察して、足を使い目を使ってイッシュー・ツリーを考えることであることを強調しておきたい。
第5章 ゆたかな発想を求めて『ただ漫然と~』の部分がうんざり気味の朝に引っ掛かった。
4 組み合わせを促進する
◎努力と集中
レイ・クロックを「フライドポテトは三分たったら捨てよ」という発想に結びつけたのは、「常に経営のことを考えていた」からであるし、「ハンバーガーが好きで仕方がない」からであった。ただ漫然とながめたり並んだりするのではなく、焦点を定め、心を集中させることによって、精神の透過性が高まる。必要な要素と要素が透明で見えやすく、つながりやすくなると考えることができるのではないか。
同僚の雑な仕事が半分、自分の諸々の甘さが半分。たぶん相手の方は「文句ばっか言いおる」くらいにしか思ってない。
やはりもうバーンドーンは不可避として受け入れるしか無いのか。うわぁぁぁん。
第6章 論理と発想についての断章論理に凝り固まるとロンリーになっちゃう訳です。
1 空想(物語を生む心)について
◎空想と思想と論理と現実的処世の世界
私が論理を提唱するのは、空想を排除するためでも論理によってすべてを律しようとするためでもない。論理というものはどういうものであるかを知り、論理と非論理の境界を正しく理解したうえで、論理の世界で処すべきものと、それとは異なったルールで処すべきものとを正しく見分ける必要があると思うからである。論理的な正しい主張は正しい主張として扱い、そのうえでそれを超えて空想を楽しむ自分も、音楽を好む自分も、推論をする自分も、思索する自分も行動する自分も併存させていきたいものである。それによって現実的で、かつみずみずしい感覚が保たれると思うのである。
時間の都合で読み方が雑になった感あり。演習問題の想定時間が合計4時間だもんな、全問10分で切り上げたけど。
この本こそ休日に読み始めれば・・・と悔やんでも仕方ないから読み返し予定に入れる。