仕事でいつも結果を出す人、期待に応える人は、どこが違うのか?マネジメントの神様ドラッカーは、「成果を上げることは一つの習慣である」と説く。本書では、彼の多様な著作から要点を読み解き、誰でもきちんと努力すれば身につけられる7つの習慣と48のコツを紹介。これらのビジネススキルを20代で体得すれば、生涯にわたって役立つはず!『なぜ、31歳でアイツが部長になれたのか?』を再編集。裏表紙より。
『31歳』から『20代』に題名が変わった理由・・・「本当のターゲットは20代だったのに、20代には売れなかった」から、かな?
『31歳』『部長』で20代を釣ろうとしたのに、当の20代にはまだ『部長』というものに現実感が無かったとか、「ビジネス書を新刊で買う程に興味関心がある20代」には『部長』では役不足だったとか。
それとも逆かな。「31歳以上だけど部長ではない人がターゲットだったのに、予想外に20代の顧客が多かった」から「再編集にあたりターゲットをそっちに絞った」・・・何を考察してんだ?
ドラッカーと言えば「もしドラ」が有名。有名だけど読んだことはない。
「甲子園出場校では女子マネの熾烈な争いが~」云々書いてある本は読んだことある。
第1章 仕事にやり甲斐を見出したい/(^o^)\
成果を上げ続けるには、満足感スパイラルを生み出すことが不可欠である。そのためには、組織のミッションと自分の価値観を共存させなければならない。
「納得」は必要だ!「納得」は「誇り」なんだ!「誇り」のためには・・・はぁ。
第3章 もっとできる人になりたい強み。強み・・・衣食住に本とゲームがあれば何日でも引き籠れます。(きりっ)
成果の達成は自分の強みによってなされる。弱みで成果を上げることはできない。
コツ20 ハリネズミの概念で自己チェックするコリンズ=元スタンフォード大学経営学教授でコンサルタントのジェームズ・C・コリンズ氏
自分版ハリネズミの概念について考える
実は、コリンズのハリネズミの概念は、ドラッカーが成果を上げるのに重視した「価値観」「強み」「機会」を示しているのに他なりません。次のように対応させると意味がよくわかると思います。
①情熱をもって取り組めるものは何か…………価値観
②あなたが世界一になれる部分はどこか………強み
③経済的原動力になるのは何か…………………機会
自分自身に対してこれら三つの質問を問いかけてみてください。そして、三つの答えの重なり合うハリネズミの概念が何かを考えてみてください。
曰く、『飛躍した企業の戦略策定の基礎』らしい。ものすごく簡単にすると、
①好きなこと
②得意なこと
③狙う財布
こうだな。(どやぁ)
第6章 リーダーの心得を知りたい「予期せぬ成功が発生(ただしクレームも発生している)」。
コツ39 柳の下にはドジョウが2匹いる
予期せぬ成功が発生したら、「柳の下にドジョウが2匹」を狙う勢いで、さらなる成功を追及せよ。
それは成功じゃねー・・・もっとも、ジョンソン・エンド・ジョンソンに習うなんて無理だろうけどさ。つまり/(^o^)\
自説を曰くで補強するとうさんくさいのに、曰くを解説すると説得力がある・・・?ああ、ボロ小屋はどう補強したって基礎がダメで、優れた建築物とは比較にならないだけの話か。つまり「自分で何か書く」より、「まだ有名ではない優れた説を解説する」方がよさげな本ができる。この本の著者はまさに策士・・・!