他の誰よりも知恵をしぼり一所懸命にやっている。なのに、なぜか成果が上がらない。本書の著者も、かつてはそんなビジネスマンの一人だったという。しかし、一人の人物に会って、人生が変わった。その人物からは、自分のためではなく、世のため人のために真剣に生きることの大切さを学んだ。その考えを実践すると、見る見る運は好転し、いつしか成功者に…。「うだつがあがるコツ」を伝授。文庫書き下ろし。裏表紙より。
うだつがあがらない=ダメな奴だけど、そもそも「うだつ」ってなんだ?
うだつ-Wikipedia
うだつは、日本家屋の屋根に取り付けられる小柱、防火壁、装飾。本来は梲と書き、室町以降は卯建・宇立などの字が当てられた。
うだつを上げるためにはそれなりの出費が必要だったことから、これが上がっている家は比較的裕福な家に限られていた。これが「生活や地位が向上しない」「状態が今ひとつ良くない」「見栄えがしない」という意味の慣用句「うだつが上がらない」の語源のひとつと考えられている。ほほぅ。つまり「うだつの上がらん奴め」と言われたら「屋根はあるんですが・・・まだボクには」と答えればいいんだな。
第1章 「現状維持でよし」としていませんか?「成長できないからよくない」のか「問題があるからよくない」のかで意味が全く違う・・・うん。
ルール1 動かないと運は開けない別の本にあったけど、ユダヤ人に言わせると「運が無い奴は死んでいるに等しい」とかなんとか。
凡人には待っていても、運はやってきません。まず、動くことです。
でも「もっと動け!」は言われた方に死亡フラグだから気をつけようネ!
ルール4 見返りを考えずに、一所懸命打ち込むちょいちょい『成功者』として名前を挙げてるワタミの人は、まさにコレなんじゃねーの?
一部の人に一方的にいいということは、長続きしませんし、他人の犠牲の上に、見返りを得ていることが多いのです。最終的には、「原因結果の法則」(世の中にいいことをすればいい結果が生まれ、悪いことをすれば悪い結果が出る法則)から、大きなしっぺ返しがあります。
ルール7 プライドを捨てて便利屋になれるから、当てにされる「煮崩れた原因」とかけまして「ワタクシのプライド」と説く。その心は「よけいにたかい」。
四半世紀近く日米アジアでビジネスをやってきて思います。人間的に優れている人ほど、プライドを捨てて便利屋のように何でもやるのです。とても腰が低いのです。
第4章 こうすれば、みるみる「うだつ」はあがるふむふむ。
ルール6 成功者や運がいい人とつき合う
不可能を可能にする人生を歩む上で、成功者や運がいい人とつき合うことは、必要不可欠です。場合によっては、あなたの成功の決定的なカギを握る人々です。なぜなら、運は、このようなあなたの周りにいる、成功者や運のいい人が持って来てくれる可能性が極めて高いからです。
逆に失敗者や運が悪い人とばかりつき合っていると、あなたの運まで悪くなっていきます。失敗する人や運が悪い人には、上手くいかない傾向性があります。ある種の宿命のようなものです。なんだか難しい単語が出てきたナー。goo辞書で調べてみよう。
しゅく‐めい【宿命】終了。
生まれる前の世から定まっている人間の運命。宿運。しゅくみょう。「海に生きる―にある」「つらい―を負う」
『「うだつがあがるコツ」を伝授』()
読破はしたけど、まったく真似しようとは思えなかった。題名からの期待感が大きかった分、反動でガッカリ感も大きい。
でも、話が合わない人はこう考えてるんかなーとはわかったから、無駄読みではないぞ・・・無駄読みではないぞ・・・「作戦終了」と「作戦完了」は違うし、「プロブレム」と「トラブル」は違うんだよ・・・。