今日の108円

1日1冊108円・・・・・・最近そうでもない。

機動戦士ガンダムSEED②砂漠の虎 原作/矢立肇・富野由悠季 著/後藤リウ 2003年7月1日 角川書店

2016-07-02 07:50:25 | ガンダム
クルーゼ隊の執拗な追撃を振り切り、地球へと降下したアークエンジェルだったが、当初、予定していた大西洋連邦本部を大きく外れ、敵勢力圏のアフリカ北部へと降り立つ。しかも、そこは敵勢力圏の真っ只中。独力でアラスカへの突破口を試みるアークエンジェルであったが、その前にザフトの名将、通称〝砂漠の虎〟こと、アンドリュー・バルトフェルドが立ち塞がる――大人気TVシリーズの完全小説化第二弾! 熱砂の戦場を駆け抜けろ、ガンダム!!
(声:マリュー・ラミアス少佐)
大事なのは過去じゃない、未来ダ!(1巻を本棚に投げ込んで)
だーれーもみーなーさーまよーいなーがらー




PHASE 00

 これは、一人の男の物語だ。
 ナチュラルとコーディネイター――その紛争の歴史は、『ファーストコーディネイター』と呼ばれた男の死によって、幕を開けたのである。
※投稿直後修正「ファースコーディネイター」→「ファーストコーディネイター」この辺の話は外伝(アストレイ?)が詳しいのかな?
SEEDや00は外伝がたくさんあって、集め出すと多分キリが無い。




PHASE 01


『どうして・・・・・・まもってくれなかったの・・・・・・?』
うわあああ((;゚д゚))ああああ


さて、裏表紙文のとおりアフリカです。
「マニュアルは昨夜見たけど、なかなか楽しそうな機体だねえ・・・・・・。しかし、『ストライカーパックもつけられます!』って、俺は宅配便屋かあ?」
地上でのムウの愛機となる面白戦闘機・スカイグラスパー。
アレでアグニぶっぱはバランス崩して墜落しそうだと思った。



「サイ・・・・・・あなたとのことは、パパが決めたことよ。そのパパも・・・・・・もういないわ」
【悲報】サイ、婚約者だったフレイに振られる
学生組・・・・・・いや、「元」学生組の歯車は狂い始めていたのです。



そんなアークエンジェルの様子を窺う者たちがいました。
「次はシバモカあたりで試してみるかな・・・・・・」
 こうしているとちょっと変わり者のふざけた男にしか見えないが、彼には別の顔がある。この男こそ、ザフト軍地上部隊における屈指の名将にして名パイロット、アンドリュー・バルトフェルド――通称、『砂漠の虎』であった。
よりによって『名将』にロックオンされた――!


「敵・・・・・・!」
 うとうととまどろんでいたキラは、一拍遅れて警報に気づき、勢いよく身を起こした。そのしぐさは追いつめられた獣のそれに似ていたが、目に走った怯えのような表情は、一瞬のちに捕食者のギラリとした光に変わる。彼はベッドを飛び出し、床に散らばっていた衣服を急いで身につける。
お行儀がよくない?普通だよ?


「――もう誰も死なせない・・・・・・死なせるもんか・・・・・・」
 熱に浮かされるようにつぶやくと、彼は上着を引っかけながら部屋を飛び出した。
 ドアが彼の背後で閉じたあと、ベッドからゆらりと身を起こした者があった。シーツの下からなめらかな線を描く背中が現れ、肩から鮮やかな赤い髪が流れ落ちる。
えっ


 ――もう後戻りできない。彼女は賭けに勝ったのだから。
カッコイイロボットがドンパチするところをみたい――
そんな単純な視聴者を唖然とさせる迷場面。
なお『フレイの復讐』とは、

キラ「もう戦うのいやだお・・・・・・」
フレイ「アナタヲマモルワ」
キラ「がんばるお!」

キラ「だめでした\(^o^)/」
フレイ「計画通り・・・・・・!」

パパという「絶対の庇護者」を失った恐怖・不安から、
現時点で「最も庇護者としての価値がある者」に近づいた、としか見えない。
誰か何とかしてよ!(今までは全部してくれたじゃない!)というただのワガママを、
『復讐』なんて言葉で取り繕ってるとでもいうのかな。

ヘリオポリスに始まった一連の騒動で、ある意味サイは助かったのかもしれない。
核兵器クラスの地雷を回避できたという意味で。



さて、ストライク対『砂漠の虎』の部下たち、ファイッ!
「敵機五! TMF/A-八〇二、ザフト軍モビルスーツ‶バクゥ〟と確認!」
(U^ω^)(U^ω^)(U^ω^)わんわんお!!!!!(^ω^U)(^ω^U)


地上戦用の機体に対し、初めての砂漠ということで苦戦するストライク。
しかしここでキラの神業が発動!
「――接地圧が逃げるんなら、合せりゃいいんだろ!」
そして戦闘中に『運動プログラムに修正』。
やはり天才か。


「――もう、誰も死なせない・・・・・・」
 今度こそ守る。守りきってみせる。大切なひとを――
5機のわんわんおのうち2機を撃破!
しかしもうエネルギーが・・・・・・\(^o^)/?


ところが、謎のバギー集団の介入によって、
辛くも残るわんわんおも撃破することができたのであります。
「あれがナチュラルのしわざだと――?」
 バルトフェルドは唸り、皮肉な笑みを浮かべた。
戦闘の途中から砂漠という環境に適応し始めたストライクを見て。
『砂漠の虎』は何かに気づいた模様。



2巻はタイトル通り『砂漠の虎』巻!
ツマリ彼女モ大活躍スルワ!