元サラリーマンの植物ウォッチング第5弾。写真はクリックすると大きくなります。
多摩ニュータウン植物記Part5
散歩道・66~高尾山三密の道
今年の漢字は“密”が選ばれ、先日、清水寺の森清範貫主によって揮毫された。去年の今頃、私は2020年の漢字は“輪”を予想していたが、その東京五輪は延期となった。今年4月“三密”がまだ言われる前には“禍”や“病”を予想し、もし年末までに人類の知恵と医療技術でコロナが収まっていれば、“治”“医”“知”を想定していた。来年はコロナが早々に終息し、年末にはワクチンや医療技術でコロナ禍を克服した“克”や“薬”、或いは改めて五輪の“輪”で締めくくって欲しい。
さて高尾山1号路には男坂から仏舎利塔に向かう“三密の道”がある。仏教では、生命は“身(身体)”“口(言葉)”“意(心)”で構成され、この三つを“三業(さんごう)と呼び煩悩の源泉としている。弘法大師は“身密(正しい行い)”“口密(正しい言葉)”“意密(正しい心)”の“三密”を整えることで大日如来様と一体になることができると説いている。この“三密の道”の“苦抜け門(石門の表面に苦のデザインがある)”をくぐり煩悩を消すことを念じながら歩くのが仏の道だが、コロナ禍の今は“密閉”“密集”“密接”の“三密”を避けて一日も早く日常を取り戻すことを願いながら108段の階段を登った。
さて高尾山1号路には男坂から仏舎利塔に向かう“三密の道”がある。仏教では、生命は“身(身体)”“口(言葉)”“意(心)”で構成され、この三つを“三業(さんごう)と呼び煩悩の源泉としている。弘法大師は“身密(正しい行い)”“口密(正しい言葉)”“意密(正しい心)”の“三密”を整えることで大日如来様と一体になることができると説いている。この“三密の道”の“苦抜け門(石門の表面に苦のデザインがある)”をくぐり煩悩を消すことを念じながら歩くのが仏の道だが、コロナ禍の今は“密閉”“密集”“密接”の“三密”を避けて一日も早く日常を取り戻すことを願いながら108段の階段を登った。
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