クラニオセイクラルセラピー:頭蓋骨の触れ方
東京で開催されるクラニオセイクラルセラピー3日間集中コース
参加する方は、手と指の使い方を事前に理解しておきましょう。初めて来る人は、指圧のように手や指で圧力をかけて調整するものと思いがちですが、そういうことはやりません。これまで何度も説明していますが、クラニオセイクラルセラピーはマッサージではありません。ここんとこをはっきりさせてください。
体の本質は流体です。80%近くは水分です。ちょうど水風船と似ています。ただし中に入っているのは水道の水ではなくて、生きている水、つまり細胞です。60兆とも35兆ともいわれていますが、膨大な数の細胞の集合体です。そして刺激を与えると必ず何らかの反応が表れます。それこそが生命現象で、死んだ体とは違うところです。
【実験】コップに水を入れて、指で水の表面を軽く触れて慎重に持ち上げてみましょう。すると水は表面張力で指に張りついて、わずかに膨れ上がってきます。これがクラニオセイクラルセラピーの手の触れ方です。
手の使い方はテクニックにより、いろんなやり方がありますが、今回の集中コースでは、指のある部位を使って、頭蓋骨の有機的な動きを引き出す技術を習得します。
その部位とは、先端と腹のちょうど中間の部分です。ここを使って0.1mgタッチで触れると、不思議な現象が起こります。0.1グラムではありませんよ。ミリが入っていることに気がついてくださいね。
ちなみにアレクサンダーテクニークでも同様の手と指の使い方があり、M・バーストウはレッスンでよくこの部位を使って生徒の体に働きかけていました。
それでは参加お待ちしています。
予約・お問い合わせ http://spiralb.com/
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