ザ・ぼんちの里見まさとさんの「おおきに漫才!人生は何歳からでもやり直せる」です。
(ヨシモトブックス 1,500円)
漫才ブームの頂点では、漫才師初の、武道館コンサートを成功させます。
あっと言う間にブームは去り、コンビは解散、まったく仕事の無い日が続きます。
「辛かったし、キツかったし、何より地に落ちた自分自身が情なかった。
自ら命を絶たれる方って、こんな時死にはるんかな…。
近所の京阪守口駅のホームで、電車が通過するの見ながら、そんなこと考えた…」
亀山 房代との新コンビを結成、自らはパニック障害に苦しみ、相方、亀山 房代の早すぎる死…。
そしておさむちゃんと、ザ・ぼんちを再結成する、波乱の人生六十年です。
一度華やかなライトを浴びた芸人さんが、落ち目になったら、そら辛いやろなぁ。
けど、まさとさん、どん底に落ちたら、これからは上がるだけや。