東側花壇に植えてあるユスラウメの木。
今年も実りの季節を迎えた。
毎年、この時期になると同じ事を書いているが、
このユスラウメは、今は亡き私の大切な親友から苗を貰った。
こぼれ種から育った小さな苗をゆずり受け、
数年は鉢植えで育て、3年ほど前からここに地植えした。
地植えにすると木は大きくなるもので、
幹は太くなり、枝数もぐんぐん増えていった。
春、桜の季節になるとユスラウメも可愛い薄桃色の花を咲かせる。
開花期/4月初旬
今年は、昨秋に思い切った剪定(強剪定)をしたせいか、
花つきが例年よりも多かったように思う。
この分だと、今年は実りも期待出来るかも…
5月24日
ユスラウメの実が赤く色づき始めた。
期待通り、今年は枝に実がビッシリついている。
この分だとあと1週間ほどで、収穫できそうだ。
5月27日
朝、庭に出るとユスラウメの木のあたりから、
鳥が2~3羽、大慌てで飛び去った。
たぶんムクドリだろう。
最近は裏の畑のイチゴを狙って、しょっちゅうやってくる。
ユスラウメの木の下を見ると、まだ熟してない実がたくさん落ちている。
ムクが食べようと味見したけど、まだ酸っぱかったのだろう。
ずいぶんと落としてある。
これは大変!
庭のギャング、ムクドリはまたやってくるだろう~。
このままでは、実が熟す頃にまた襲われる。
急いで、イチゴ畑にかけてあったネットをはずし、
ユスラウメの木にかけた。
これで、一安心!
5月29日
負けたヮ・・・・
ムクドリに負けた!
ユスラウメの実がどこにもない…
きれいさっぱり ない…
下に落ちてもいない…
少し空いていたネットの隙間からもぐりこみ、
一つ残らず食べたのだろう~。
まだそんなに熟していなかったはずなのに…
かなりたくさんの実がなっていたはずだ。
大量のムクがやってきたに違いない。
あ~あ! がっかりだよ!
でも、これだけキレイさっぱりやられると、
悔しい気持ちよりも、敵ながら天晴れ!といいたくなる。
ムクだって生きるのに必死なんだ。
アゲハの幼虫、イモイモにみかんの葉を提供しているんだ、
ムクにユスラウメの実を食べられても、
それは… うん… まぁ~…
役に立たなかったネットを外していると、
枝の下の方に1粒だけ、実が残っていた。
これって、たまたまムクが見落としたのか、
それとも、1粒だけ残すことに、何か深い意味があるのだろうか…
来年は、もっと早めに、それも隙間なくネットを張って、
ムクドリにリベンジするぞ!
心残りなので、去年収穫したユスラウメの画像をひっぱり出してみた。
昨年の6月初旬
去年はこれっぽっちしか収穫できなかったんだよね~。
って、もしかして…
去年もムクドリにやられてた???