わが街のご当地野菜に「剣先なんば」とういう品種のトウガラシがある。
〈剣崎なんばの特徴〉
剣崎なんばは、蝋引きしたような艶のある赤色をしています。
さやは、鷹の爪などの普通の唐辛子と比べると、太さは変わりませんが、
非常に長く、先が細くとがっているのが特徴です。
長いものでは15cmにもなり、鷹の爪の2倍以上あります。
味は、激辛ですが、後味がほのかに甘く残り、コクがあるのが特徴です。
※剣崎なんば保存愛好会「剣崎なんば物語」より
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当ブログの常連さまたちにはお馴染みの唐辛子。
たくさん収穫できるので、2〜3年おきに育てている。
4月初旬/種まき
一昨年収穫の剣先なんばから種を取る。
一本でこれだけの量。
一晩水に浸けてからセルトレイに種まき。
一週間ほどで発芽開始。
4月中旬/ポッド上げ
しっかりした苗を作るために育苗ポッドに1本づつ移植。
が、なかなか成長が遅くヤキモキ…
5月中旬/畑に定植
何が悪かったのか、枯れたり消えたりして苗の数が激減。
生き残った苗も、けっして良い苗とは言えない。
それでも6本の苗を定植した。
7月中旬/成長中
本格的な夏を迎え、わさわさと葉が繁り、青い実もたわわにぶら下がり始めた。
7月下旬〜/収穫開始
今夏は豪雨やら台風やらで、夏野菜はには過酷なシーズンとなった。
剣先なんばも、倒れたり起こしたり、ヒモでしばったり…
それでも枯れずに実をつける…
我が家は青なんばは食さないので、赤くなった実をひたすら収穫。
どんどん収穫〜!
収穫した実は順次乾かす。
ある程度乾いたら、不織布の袋に入れて吊るして保存。
11月中旬/収穫終了
朝晩が寒くなり始めると、赤く色づくスピードがガクンと落ちてきた。
まだ青なんばはたくさん残っているが…
後続野菜のために場所を空けたいし、撤収することに。
しかし、残った青なんばがもったいない。
レシピを調べてみると、いろいろな使い道があるらしい。
その中で、いちばんお手軽な醤油漬けをすることにした。
材料/青なんば・にんにく・昆布・醤油
油をひかずにフライパンで、青なんばをしんなりするまで焼く。
焼いた青なんばをハサミで適当に切って、保存瓶に投入。
にんにくと昆布を入れ、醤油をたっぷりそそいで出来上がり。
冷蔵庫で2〜3ヶ月は保存出来るそうだ。
まだ味見はしていないけど…辛くて美味しいのかな〜。
菜園が一段落したら乾燥した剣先なんばで一味唐辛子を作らねば…
ちょっと前にテレビで、やってたの
剣先なんばって作るの大変らしいね
風に弱いらしいんだってね
私んとこにあるのは
剣先なんばよりちょい太めです
そちらの方が辛そうだね
作ってみたいナー
あまり一度に消費するものではないですもんね〜。
ファンではあるものの、ほんと、いただいたのをちびちび使っている感じです。
先日、鹿児島に行きました。お茶会にも参加して、ごまを使ったお菓子をいただきました。
奄美だったかな、日本でのごまの生産の大部分を占めるのですって。
収穫の苦労が少しわかったので、興味深く聞きました〜。
そもそも唐辛子って、いろんな品種があって覚えきれないです。
「剣先なんば」は白山市の剣先町って地区が明治時代から作っていたらしいですよ。
風に弱いのは、木や枝がヒョロっとしてるからかなぁ〜。
そのくせ、実はたくさん付くので重くて木がしなってきます。
種から簡単?に育ちますよ。
ただ、発芽時期の温度管理が難しいかも。
低温だと育ちにくいのかな。
よかったら、干した剣先なんばをお送りしますよー!
毎年作っていたら、大変なことになります。
でも、毎年1本づつとかにすればいいんですよね〜。
でも失敗したらと思うと、つい多めに育ててしまいます。
まきやんさんもご愛用していただけてるようで、嬉しいです。
胡麻は、興味本位?怖いもの見たさ?みたいな感じで育ててみました。
手間ひまかかるけど、出来上がってみると面白い野菜ですね。
奄美が日本の生産地なんですか?
スーパーで買える安い胡麻は、ほとんどが中国などの外国産だと聞きました。
私が育てた金胡麻は、貴重な国内産の地元産なのですね〜。
食欲をそそる色だな~
唐辛子だからモリモリ食べれないけど。
ゴマも剣先なんばも、ねこばす姉がとても手間暇かけていて。収穫した野菜を無駄にしないためにも、手をかける・・・感心します。
自家製ってすごく価値ある一品ですね。
たしかにそうですね~。
赤い実をつけたまま飾れば、クリスマスの飾りに出来そうね。
剣先なんばは鉢植えでも育てやすそうですよ。
来年挑戦してみる?(笑)
自家製って聞こえはいいけど、実はとてもめんどくさいもんです。
忙しい人にはとても無理。ストレスが溜まるばかりね。
でも、それが楽しいと思える私は幸せです。