この日は大荒れの天気だった。
昨晩からの時々降る大雨で、かりなが朝のお散歩を拒否。やっと小雨になったので慌てて外へ。庭に出るとすぐにオシッコ。
「行きたかったんじゃん」
こうなると大きい方もしたいのだと思い、そのままカッパを着せずに傘を差しお散歩へ。
少し足取りは重たかったが、いつものお散歩コースを回る。
すると、突然の大雨。
かりなは足早に家へ帰り、結局何もしないままだった。
この日の天気は雨時々曇り時々雷。
嫌な天気だ。
2、3日前まで夏日だったのに、秋を通り越しいきなり冬に。
夕方のお散歩は、必ず連れて行かなければ、雷やら大雨やらで連れ出せなくなるかも。
雨の中、カッパを着せ庭へ出た途端、お散歩拒否。
「ウンチしたら帰るから」
言い聞かすがお散歩拒否は続く。雨の中、息を切らしかりなを引っ張りながらのお散歩。いつもの草むらも見えてないみたいだ。
流石にもう引っ張る気力が無くなり、帰ろうとしたその時、いきなりウンチングスタイル。慌てて袋を被せた手を添える。
見事なブツが取れた。
「したかったんやん」
無理をして連れて来て正解だったと悦にいっていた。
袋を結び、2、3歩歩くと何か違和感が。
懐中電灯で手を見ると、な、な、なんとベッタリとウンチが
寒い中、鼻が詰まって臭わないので気付かなかったが、袋が10㎝程裂けていたのだ!
「嫌ぁぁぁぁぁぁぁぁ」
息を切らし家へと走る。
手の他、傘とリードとコートに少し付いていた。手は3度石鹸で洗い、他はアルコールウェットティッシュで拭き除菌消臭剤を吹きかけながら、ロトが当たっているかもと、慰める。
もちろん、当たらなかったけど
鳥のフンが直撃しようが、お正月の朝からベッタリと放置ウンチを踏もうが、袋が破れていようが、ウンは付いても運はつかない飼い主なのでしたぁ
カッパを着せたのに座椅子に座りお散歩拒否するかりな
★おまけの話★
懐かしい歌謡曲がテレビから流れて来た。
それを聞いた飼い主母が言った。
「あっ!テレサセンだ!」
2桁多いやん