かりな♡ちゃん、ハイ!

花火屋さんからもらった仔犬は、やんちゃで受け口だけど出っ歯な、もとい立派な犬に成長しました。
でもかりなハイはやめて。

みちのくひとりたび

2024-06-17 04:58:00 | かり街ック
生まれた時から我が家には犬がいた。
あまり覚えていないが、幼い頃にはスピッツがいた。
飼い主が喘息になってしまい、暫く犬との生活は中断するのだが。

父の転勤で社宅に住み出して、1匹の犬が迷い込んで来た。追い出しても追い出しても戻って来る。
弟が遠くに置き去りにして帰って来たら、先に犬の方が戻って来ていた事件が起き、仕方なく飼う事になった。
それが我が家2代目の愛犬『のら』だ。
何故、居着いたか?それは向かいのおばちゃんが餌を我が家であげていたからだったらしい…(やるねぇ
『のら』の最後はいなくなってしまう…フワッと現れ、フワッといなくなる悲しい結末だった。
それから『ヴィリー』『のび太』、『コロナ』と続く。

そして、飼い主等の年齢的にも我が家の最後の犬になるだろう『かりな』

そのかりなが最近、何だか様子がおかしい。
かりなは12歳7ヶ月。もう老犬だ。
破茶滅茶の性格で1番手を焼いた。死んでくれと思った事も多々ある。
なのに、お別れが段々迫って来ている様で辛い。妖怪犬脇(猫又の犬版…勝手に言っている)になってでも良いので長生きして欲しい。

♪ オレにはお前が最後の女〜かりなが我が家の最後の犬ぅ〜 ♪

後何度お散歩が出来るのかなんて考えると、悲しくなった。
頭の中でこのフレーズを替え歌で繰り返しながらお散歩をしていたら、何故かすれ違う人の様子が変だと気が付いた…

声を出して歌っていたみたいだ。

恥ずかしーっ

注意・かりなはまだ元気ですから!

お散歩の途中で真っ赤な紫陽花が咲いていました。




★おまけの話★

映画『ゴジラ×コング新たなる帝国』を見た。
 面白かった。

そういえば、アメリカ版ゴジラ映画には日本人がいたのに今回はいなかったなぁ。
なぜだろう?なぜかしら?










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冷たいかりな

2024-06-03 04:13:00 | かり街ック
かりなのお散歩嫌いは、飼い主の頼り無さにあるのかもしれない…
と、思っていた。
何故なら、誰かが一緒について来ると、ちゃんとお散歩をするからだ。

でも、最近はそれも疑問に思う。
飼い主友達が遊びに来た帰り、お散歩ついでに駅に行く途中(かりなの決めたお散歩の範囲)までお見送りするのがルーティンとなっていた。
それが、最近歩かなくなってしまった。
家から20m位歩くと固まってしまい、かりなの大好きな飼い主友達がいくら呼んでも最上級の嫌々(道路にベタっと伏せる)をして動かなくなる。
電車の時間があるので、余り無理は出来ないからそこまでのお見送りになり、飼い主友達が寂しげに帰って行く後ろ姿を見送る

飼い主友達が遊びに来た時のあの大袈裟な喜び方は何だったんだ?えっ?
冷たいヤツだなぁ。

最近はテーブルの下(巣)からも出て来ない




★おまけの話★

不思議な話。
夜遅くシャワーを浴びていた。
すると、5ミリ位の黒い塊がササっと走って行った。
普段、眼鏡をかけている近眼の飼い主は、目を細めてそれを追う。
シャワーから逃れる様に、それは壁に登ろうとして滑り落ちたりしながら逃げる。
「あ〜、蜘蛛かぁ?」
 排水溝に流れたら死んでしまうと思い、それに当たらない様にシャワーを浴びていたら、何処かに行ってしまった。

翌日、お風呂の掃除をしようと水を流すと、夜にいた蜘蛛らしきものがいた。
動かないので死んでしまったのだと思い、ティッシュで摘んでそれが何か確かめた。

「えっ⁈これって…」

水でふやけた厚紙だったのだ。
そんなわけない。だって動いてたもの。壁に登ろうともしたし。

飼い主姉に話すと
「掃除の時のは厚紙で、昨日のは蜘蛛だったんだよ」
 と、もっともらしい事を言う。

しかーし!

飼い主は知っている。
あれは・・・

付喪紙(神)だっ!!

お後がよろしい様で
 

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他人の幸せは毒だわぁ

2024-04-22 04:03:00 | かり街ック
朝のお散歩。
この日は良い天気で、かりなも愚図らずいつものお散歩コースを歩く。
春…黄砂が気になるが気候も良く、かりなも快適なのだろう。

途中にある猫小屋(猫の別宅というか1.5㎡位の大きさのコンクリート建て、窓、エアコン付き)にクロキジ猫ちゃんがいた。
冬の間、出して貰えなかったらしく、久々に見る。
「猫ちゃーん
 思わず側に寄ろうとすると、かりなに思いっきり阻止される。
猫ちゃんの小屋の前に断層があるらしく、かりなは近づかないのだ(犬の本能か?)
まぁ、嫉妬もあるのだろう

猫ちゃんにバイバイし、車通りのある道に出る。その道を横切らないとかりなのトイレゾーンには行けない。
横切る前に、立ち止まり右左確認すると右側から2台の自転車が…しかし横切るには十分な距離だ。慌てて横切ろうとすると左側から車が来た。
仕方がない、待とう。
車が通り過ぎると、2台の自転車が止まって待ってくれたので走って渡ろうとするが、今度はかりながイヤイヤして動かない。
2台の自転車の人達が笑いながら、再び待ってくれた。
40代位の夫婦?で、
「怖くないよ」「待ってるから大丈夫だよ」「可愛いねぇ」
 などと声を掛けてくれた。
かりなが渡り出すと
「いってらっしゃーい
 と、終始笑顔で手を振り送ってくれた。

なんて優しい夫婦?だ!!
きっと幸せなんだなぁ…幸せオーラが溢れていたなぁ。
心があったかくなるよ。

しかし、歩いてるうちに飼い主のドス黒い感覚が芽生え、飼い主イライラする。

"他人の幸せは毒なのだ!



★おまけの話★

幼い頃、飼い主姉は本が好きで本を読み、飼い主はといえば、活字など未だにマンガを読むのもかったるい。なので読書なんかする訳もなく、2歳下の弟とアホ2人でなーんにも考えず走り回り遊んでいた。
体が弱かったので元気な時だけだけど。

アホの2人は、その頃流行っていたパーマンのヘルメットとバッジを買ってもらい(マントは真っ赤なマントではなく風呂敷だったけど)得意満面で走り回っていた。
赤いヘルメットは飼い主で青いヘルメットは弟。
パーマンの主役は青だったから、本当は青がよかったんだけど、女の色は赤で男の色は青だと言う理由から(子供の考え)

【余談…パーマン1号は青いヘルメットだったけど、殆どの主役はなぜ赤が多いのだろう?】

そんな恥ずかしい格好で町を走り回ってた幼い頃の姉弟でしたぁ

♪ 真っ赤なマントをひるがえし、来たぞ僕らのパーマンが ♪
 
目が2箇所にあっても気にしなーい…ワカチコワカチコ







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ますますわがままかりなちゃん

2024-04-08 04:26:00 | かり街ック
かりなのお散歩拒否がとうとう…

外を歩かない→庭から出ない→玄関から出ない→廊下で歩かなくなる→部屋から出ない→ハーネスを着けない→寝たまま呼んでも気付かないふりをする。

と、どんどんお散歩拒否ブス犬になっているかりな…(ブスは余計よ byかりな)
飼い主はこのハードルを潜り抜け、お散歩に行かなければならない。
何故なら、かりなは家の中で排泄をしないからだ!
幾ら引きこもりの飼い主でも、かりなの行きたい時間には合わせられない。

朝、夕、夜の3回のお散歩は必須だ。
毎回、ほぼ同じ時間にかりなをお散歩に連れ出す。
「お散歩に行くよ」
 呼んでも巣(テーブルの下)から出て来ないので引きずり出す。
ハーネスを着けようとしても、寝たまま立ち上がらない。結局、無理やり着ける。
部屋から出ない、宥め宥め引っ張る。
廊下に出たと思ったら、世界一可愛い猫ここみちゃんの残した餌に突進(こんな時でもえげつない食欲だ)…方向が違うので引っ張る。
玄関で揉める。引っ張る。
庭でおしっこをすると帰ろうとする。引っ張る。
門扉の手前で帰ろうとする。引っ張る。
外に出ると動かない。引っ張る。
これじゃ、引っ張れーどだ(古い
「ウンチしたら帰ろう」
 と、飼い主は呪文の様に繰り返す。
引っ張るのって案外疲れる。

周りから見たら、まるで変な人だ。
最近は、もう無理矢理はやめた。
飼い主は、周りの目もあるし肉体的にもきつい。
かりなは運動不足でますます太る。
これってどうにかならないものか?

おすましかりなさん(お散歩だよ!)




★おまけの話★

今週はいよいよ入学式。
黄色いカバーをしたランドセルを背負ったピッカピカの新一年生や、真新しい制服を来た中学生等が期待や不安に胸を振るわせ闊歩し始めるだろう。

思い出した事がある。
以前働いていた時、銀行帰りにピッカピカの一年生の集団に出会う。
背負ってるのか背負われてるか錯覚するくらいの大きなランドセルを背負って下校している。可愛い

みんな何か持っている。
良く見ると、警報ブザーだった。
最近はそんな物を配られるんだなぁ…なんて呑気にその集団を追い越そうとすると、
「ブー」
 と、ブザーが鳴る。
子供達を追い越す度にブザーが鳴る。
周りを見ても小学生以外誰もいない。
「こらこら、私で試すんじゃない」
 一応言ってみたが、皆鳴らしたいらしく、次々に鳴る。
これには、参った。
まるで悪者になった様。
念の為…何もしてませんから!


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ヘイ!パピー!コンニチハ!

2024-04-01 04:37:00 | かり街ック
雨の日が続いている。
からなはずっとお散歩拒否。
1日3回のお散歩は全部「お30歩」「おトイレ」と化している。

この日も昼間に少し晴れ間が出たのに、すぐに崩れる。
おまけに雷注意報。
この日の未明も一昨日の夜中も、大きな雷が鳴った。
部屋の中なら暴れて困るのだが、夜はケージに入れている。ボロボロのケージを、BBQの細かい目の網で補強したのが幸いしてか、かりなは雷の音に驚いて起きたけど、大きな目を見開いたまま、暴れも吠えもせずおりこうさんだった。

夕方、霧雨の降る中、お散歩に出掛けた。
素直に外に出ておしっこをする。
お散歩に行くかもと淡い期待。
その時、小さな子供の声が聞こえて来た。
かりなは子供が嫌いだ。
やばいやばい…かりなの行く気が削がれる。
子供の声が近付き、かりなが固まる。
その子等を見て、飼い主も固まる。
なんと、外国人の親子だった。
小さな女の子2人と両親が、楽しそうにこっちへ来る。
余り大きな人ではないが、金髪碧眼の白人だ。響んだ天気に青い目が強調されている。

かりなに気付いた親子、外国人らしく、
「ヘイ!パピー!」
 と来て
「コンニチハ。カワイイネェ」
 子供達も
「パピー!パピー!」
 と、嬉しそうだ。
流石に小さな女の子達なので、近くを横切る時、2人とも抱き抱えられる。
「カワイイ!プリティネェ、バーイ!」
 親子が立ち去ろうとしているその時、固まっていたかりなが
「ウ〜」
 と、小さな声で威嚇した。
かりなは、家の外で人間相手に威嚇した事などない。
幸い、親子には聞こえてない様で、相変わらずのテンションで立ち去って行った。

昔々、日本人が、見た事のない外国人を見て驚いたみたいなもんかな?
実におもしろい。白い犬だけに。

足から食べて行くと最後は何処が残るかな?






★おまけの話★

飼い主姉が残業した時の話。

「ババァでも一応女なんだから気を付けなさいよ」

と、飼い主母が言った。

心配の仕方が失礼だなぁ…


 





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