暴風雨

大型の非常に強い台風が近づいている。猛烈な台風は免れた。私が住む古い家への影響は、北東に逸れそうだし、とりあえず大丈夫そうだ。
猛烈と言えば以前、書いたようにどうしてもガソリンのCM「Ｏｈモウレツ」を思い出して私は笑ってしまう。笑い事ではないのだけれど…きっと真面目な人が考えたのだろう。もしかしてそれを知らない若い人かも。


以前、勤めてた会社の本社にいる社長に「台風が直撃しそうなので帰ります」と電話すると「なんで帰るの？」と聞かれた。なんでって台風だからなんだけど…関東の人は台風では帰らないのか？(バカなだけだった)
友達が幼い頃の話。台風が直撃すると言うので大人達が「暴風雨が来る、暴風雨が来る」と騒いでいるのを聞いて、お気に入りの服を着て玄関で待っていたそうだ。「暴風雨が来る」が「ブーフーウーが来る」に聞こえたからだった(๑˃̵ᴗ˂̵)

かりなバッタを食す

ある日突然、かりながバッタを食べだした。まぁ、食べると言うか、結局、半殺しでペッと口から出すのだが…。
どうせ、死んじゃうなら食べさせたらいいのだが、寄生虫やら何やらで、なんか食べさせるのは恐ろしい。
胴体だけになったバッタは、とても生きていけないだろうけど。
止めようにも、普通に草むらをお散歩をさせていたら、跳んで来たばったを器用にパクッと咥えるのだ。どうにも止められない。多分、かりなもどうにも止まらないのだ…ウララーウララーである。

クツワムシ惨殺事件

９月１３日午前１０時。
猫のケージを掃除していたＮさんがクツワムシの片足を見つけた。
容疑者は足が見つかった真ん中のケージの猫に絞られたが、ケージ外の部屋の入口付近にもう片足が、その近くにズタズタに傷付けられた胴体が見つかった。
その結果、夜、外に出ていた２匹の猫に絞られた。



＊容疑猫Ｃの供述＊
その日は熱帯夜が途切れ、眠り易い夜でした。私は、飼主の横でぐっすり眠ってました。私じゃないです。
＊容疑猫Ｒの供述＊
久々に涼しい夜だったんで、遅くまで読書を楽しんで、いつのまにか寝ていました。私のはずがない。



＊名(迷)探偵かりな氏の見解＊
涼しい夜というのがキーワードだ。
久々の眠り易い夜で、皆、ぐっすり眠りについていたはず、誰も犯行を見てないということは、唯一、読書で起きていた容疑猫Ｒの犯行に間違いない！

＊掃除婦Ｎさんの見解＊
犯人は誰でも関係ない。兎に角、片付ける身になってくれ。足は大丈夫だけど、ぐちゃぐちゃの本体はキモいぞ！
あー！嫌だ嫌だ！

こうしてクツワムシ惨殺事件は終結した。

毎日、うなされるかりなさん…

うちに来た小さな時から、かりなは毎日の様にうなされている。
静かに眠ってるなと思うと、突然手足をばたつかせ、クーンクーンと鳴く。
前世の記憶か？
理由が見当たらない。
志村動物園に出てる動物の心を読むハイジさんに、かりなの心も読んで貰いたいものだ。

コソ泥かりな

かりなは、誰かが訪ねてくると吠える。
「物を持ってくる人には吠えるな」と、口を酸っぱくして言っているが、訪ねてくる人、全員に吠える（まぁ、当たり前だけど）
吠えて私達を守ろうと思ってるのか、最近は部屋を出て、玄関へ出ようと暴れる。
私達は形振り構わず、かりなを抑える。
その繰り返し…言う事なんて聞きゃしない。
そして、その隙にテーブルの上にある人間の食べ物をくすめたりする。
油断も隙もない…
ばかりなっ！！
今日も大きな叱咤の声が響く。