腐敗と発酵

「本日中にお召し上がりください」
って言われてシュークリームを買ったんだけど、明日食べでも大丈夫だよね？

と、いうメールがきた。
冷蔵庫に入れてれば大丈夫だよ…と返信した。

そう言えば、何年か前の夏、姉が美味しいと言っていたシュークリームを買ってみた。その日は食べずに、テーブルの上に置きっぱなしにしていたのを、翌日食べた。
「レモンの味がして美味しかった」
と、姉につげると、姉は驚き言った。
「えっ？あれはレモンの味じゃないよ」

お腹も痛くならず、普通に美味しかったシュークリームは、うまい具合に発酵していたのだろう…良かったぁぁぁ

もう一つ、友人Mの話。
食べ盛りの息子に、小腹が空いたら食べなっと、昨日買っておいた、おにぎりを、学校へ持たせた。
夕方、帰ってきた息子が
「今日、持たせてくれた納豆おにぎり美味しかったぁ、一緒に食べた友達も美味しいって言ってたよ」
それを聞いた友人Mは、焦って息子の友達に電話した。

おにぎりは、納豆おにぎりなんかではなく、かしわおにぎりだったのだ。
幸い、息子もその友達も、お腹を壊すことなく元気だった。
やはり、うまい具合に発酵していたのだろう…
しかし、少しゾッとする。

そういえば、昔、バイトしてた時、
「ヨーグルトって腐ってるのに何でお腹を壊さないんやろ？」
と、言った男の子に、バイト仲間の国立大のお姉さんが一言。
「腐敗と発酵は違います」


何でも食べるかりなも元気な子。

喜んで⁈

かりな様に、夏物セールで、清涼マットを買った。
ボロボロのケージ（自業自得）の中で、たいして喜びもせず、眠るかりな（写メで起きたけど…）


かりな談「もう夏が終わると言うのに、清涼マットだって⁈ 夏物処分品だし…喜べって言われてもさぁ」

番外編 怖い話 「留守番」講談風

これは友達から聞いた話でございます。

夕方、薄暗くなった頃、町内の用事が出来たということで、幼い姉妹を残して両親が出掛けて行きました。
小一時間ほどで帰ってくると言うので、テレビを見ながら居間でくつろいでいると、ふと、玄関で気配がする…
妹が「帰って来た！」と玄関へ向かう。
少し早いなと思いつつ、姉も玄関へ…

「嫌ぁ」
妹が、玄関の明かり取りの窓を見ながらガタガタと震えている。
姉も明かり取りの窓に目をやる。
「うぉぉ」
言葉にならない嗚咽を漏らす。

その明かり取りの窓に時折、トントンとぶつかりながら、火の玉が青白い尾を引いて飛んでいるではないか！！

二人は震えながら玄関にうずくまり、目をつぶって両親の帰りを待った。

程なくして
ガチャガチャ
玄関のドアが開いた。
姉が顔を上げる…
妹も怖々目を開ける。

「お母さん、怖かったよぉ」
妹が泣きながら母親に抱きつく。
姉も泣きながら叫ぶ。
「火の玉が飛んでたの」
両親は顔を見合わせて笑う。
「車のライトか何かと見間違えたんだろ？お父さん達が帰った時には、何もなかったよ」
父親が優しく笑う。
母親も笑う。
妹が泣きながら本当に見たんだと訴えている。
姉は見間違えたんだと自分に言い聞かせるように妹をなだめた。



これには、まだ続きがありまして。
何年か後の話。
父親の転勤の為、その家を引っ越す事になった時、何とはなし、火の玉を見た話になりました。
母親が言うには、町内の用事とは、お通夜だった事。実は、火の玉が飛んでるのを両親も見ていて、慌てて家に帰ったという事だったのです。
お通夜と火の玉の繋がりは、どうだかわかりませんが、火の玉が飛んでいたと言うのは事実だったようです。

ご清聴ありがとうございました。
パシッパシッ！

雷ゴロゴロ野口ゴロー

こんなに無防備に寝ていたのに…

突然雷が！

暴れる前にケージに入れたら…


噛む


噛む！


噛む！！

雷の度の乱行の末…


ケージも無残にひん曲がる

歯茎から血を流し暴れるので、ケージから出して抱き締める（羽交締めする）
１時間程、雷停滞（ピカピカゴロゴロ）
暴れるかりなと、抑える私の闘いは続いた・・・

私はよだれと毛と汗まみれ…傷だらけ。

誰か、こいつを貰って下さい🙇🏻‍♀️

逆立つ

犬も、興奮したり怒ったりすると、背中の毛が逆立つのをご存知だろうか？
歴代何匹も犬を飼ってた来たのに、先代の犬「コロナ」で気付いた。

「ピーンポーン」
玄関に集金の人が来た。
母が返事をした途端、巣で寝てたかりなが出て来て吠える。
「遅いっ！」
一言怒って、かりなを抑える。
いつもの集金の人だ。
多分、大丈夫な人だと解っているのに、吠え続ける。
玄関に向かってお座りをして、吠える。
番犬失格だ😔


惰性で吠え続けるかりな。