マッチ売りのかりな

今、平成を振り返るというテレビ番組が、大量に放出されている。
あの日あの時に、戻りたいなぁ…なんて、少しセンチになったりする。
私の横でイビキをかきながら、寝屁をするこの犬も、何かを思い出したりするのだろうか？
もしも、１匹で彷徨ったりしたら、私の事が恋しくなったりするのかな？
この、なんの変哲も無いひと時を、懐かしんだりするのかな？
どうしようもない不安や寂しさに、襲われたりするのかな？
そんな事を考えてると、いつのまにか、かりなを抱きしめていた。
苦しそうにもがく犬は、相変わらず、出っ歯の不細工犬だ。
そして、油断してる間に、テーブルの上に置いていた、最後の一枚のチーズおかきを盗み食いした。

きっと、食べ物の事しか頭にない、かりなさん

かりちゃんのプーが聞こえる(古いっ)

かりなは、良く寝屁をする。(起きててもするけど…)
腸の調子が良いから？良く食べ良く眠るから？…快便だから？(１日、２回から３回もする)
だからって、プーとかプスっとか、無茶苦茶臭い。臭い。臭い。
でも、腸が短いからか、直ぐに臭いは消えるんだけど。
今日も今日とて、かりさんのプーが聞こえる…だけじゃなく、臭いんだよっ

身動きひとつしないで放屁するかりな

深い不快は深い謎

父を病院に連れて行った。
こないだ、不快な事務員がいた病院だ。
(10月9日付 「深い不快」参考)
受診票を出す。
あれ？サラサラの髪。若く見えるし、前の人と違うな…
「先に血管造影の方へ行って下さい」
和かな対応だ。
前の人に比べたら、月とスッポンだし。
…と、名札を見た。
わぁぁぁぁ、あの人だぁぁぁぁ。
パーマをやめたのか、サラサラの髪で和かにに応対する人は、正にあの人だった。
終わった時の対応も
「今日はお待たせしましたねぇ」
だって…
前の時は、こちらが挨拶しても、顔を上げさえしなかったのに。

月の方の人

何があったのか？
髪にパーマがかかった時と、サラサラの時で、ジキル博士とハイド氏の様に、別の人格になるのか？
前の時は凄く忙しかったので、テンパっていたのか？(それにしても落差が激しいなぁ)
どちらにせよ、５月にまた、検査受診がある。
少しだけ楽しみになった。


かりな…なんか違うよ。

かりなとＮ氏の「家に出没したコウモリの捕まえ方」

家にコウモリが出没…さぁて、どうしましょう。

我家に出没したコウモリ

Ｎ氏「コウモリは何も悪くないんだけど、見た目気持ち悪いし、実際、なんか寄生虫がいそうだし、どうにかして外に逃がしたいですよね」
かりな「いい事を思い付きました。捕まえて食べましょう」
Ｎ氏「だから、寄生虫とかあぶないんだって！」
かりな「すみません」
Ｎ氏「あの、ヒラヒラと上下に飛ぶ不気味な姿…なんか、怖いですね。さて、私の４度に渡る攻防で考えた、コウモリの捕まえ方をお教えしましょう」
かりな「そして、皆で食べるのですね？」
Ｎ氏「だから、食べません！」
かりな「シュン…」
Ｎ氏「まず、カップ焼きそばの四角いカップと厚紙を用意します」
かりな「焼きそばに混ぜて食べるのですね！」
Ｎ氏「お黙り！…コウモリは暫く飛ぶと、上の写メの様に、壁にとまります」
かりな「狭い家の安い壁にとまります」
Ｎ氏「…大きなお世話や……そうしたら、ソッと近寄り、コウモリの上からカップをかぶせます」
かりな「いよいよ、松本伊代…ですね」
Ｎ氏「……中で少々暴れますが、グッと堪えて、大人しくなったら端を少し開け、厚紙を差し込みます」
かりな「ワクワク、和久井映見」
Ｎ氏「……厚紙がコウモリに当たって、キューとか可愛い声を出しますが、無視して完全に差し込みます」
かりな「ドキドキ、縄文土器」
Ｎ氏「…土器かい……カップと厚紙が離れない様に両手で押さえます」
かりな「やった！無事に捕まえましたね！煮ますか？焼きますか？それとも刺身ですか？」
Ｎ氏「……そのまま、外に出して厚紙を上にして置いておくと、勝手に厚紙を押し上げ飛んで逃げて行きます。さよならぁぁぁ」
かりな「こら！逃げるな！！あたいのエサぁぁぁ」
Ｎ氏「コウモリも食えないなら、かりなも食えない奴だ！…いい加減にしろ」
かりなとＮ氏「どうも、ありがとうございましたぁ」

she a bat eater?

昨年末、お風呂から上がって、部屋を見て、あっと驚くなみゴロー！(古っ)
部屋がぐちゃぐちゃに散らかっていた。
籐椅子はバラバラ、パソコン台の本やベッドの上のクッション、ぬいぐるみは畳の上に散らかって、かりなはと言えば、こたつテーブルの下に隠れていた。
「かりなぁぁぁぁぁ！」
その声に姉が、自分の部屋から飛んできた。
「かりなぁぁぁぁぁ！！」
姉も叫ぶ。
姉は年末の忙しさで爆睡していて、多分、騒いだであろう音に気づかなかったらしい。
かりなを怒るより、先に掃除を始めた。
余りにも驚いた故の行動なのか？
本やぬいぐるみ等は落ちてるだけで、汚れ等はなく無事だった…が、ベッドカバーに少し血が付いていた。
姉に、かりなが怪我をしていないか確かめて貰った。これだけ籐椅子をぐちゃぐちゃにしてるから、肉球か口からの出血だろう？
しかし、かりなは無傷。どう言う事？
片付けを進めると、籐椅子の背もたれの籐が編んである部分に、灰色の毛と血の塊が付いていた。
えっ⁈誰の毛？もしかしたら…
一年位前から時々、家に出没していたコウモリ？
かりなはコウモリと戦ったのだろうか？
じゃあ、手負いのコウモリは何処へ？
まさか、食べた？
ねずみかも？
じゃあ、手負いのねずみは？
もしかして、食べた？
う〜、どちらにしても、また、ウンチ頼りかぁぁぁ


翌日も翌々日も何も出なかった。
あの血は一体、何だったのだろう？かりなのみぞ知る…