ある意味怖い話と怖い話

かりなのお散歩中（いつもの様に、動かないかりなを引っ張ったり、宥めすかしたりして行く、お散歩なのか何なのかわからない歩きの途中）かっこいい犬と出会った。

シェパードの毛色でサラサラの長毛。コリーに近い大きさと姿で顔は目のパッチリとしたシェパード寄りかな？

とにかく、素敵な犬だ。

「わぁ〜かっこいい」

　つい、声に出る。

颯爽と通り過ぎる犬に釘付けだ。

風の様に角を曲がって行ってしまった犬の残像を追っかける。

「あんな犬がいいなぁ」

　ふと、現実に戻りかりなを見る…

「なんだ！このチンクシャな犬は」

　

余りのギャップに思わず声が出る飼い主なのでしたぁ。

『テメーもあの飼い主と比べたらチンクシャだよ』

　と、心で思うかりななのでしたぁ。

 

お散歩はうんちをしたら帰れるものと思っている

★おまけの話★

御神木におしっこをかけて、おちんちんが腫れた男の子がいたんですよぉ。

なぁーにぃーっ、やっちまったなぁ…

男は黙って、謝罪。男は黙って、謝罪。

アホの子なんだろうなぁ…

子供の頃、御神木におしっこをかけたら、おちんちんが腫れたんだって。

お父さんとお酒を持って、御神木に謝りに行ったら、あら不思議、腫れが治った。

しかし、やっぱりアホの子だったんだろうなぁ、再び御神木におしっこを引っかけた。そして、やはりおちんちんが腫れた。

またお酒を持って謝りに行ったのかどうかはアホらしくて聞いていない…

…しかし

その後、土地開発の為、その御神木は切り倒されたのだが、その周りはたいそうな水害にあったそうだ。