かりな♡ちゃん、ハイ!

花火屋さんからもらった仔犬は、やんちゃで受け口だけど出っ歯な、もとい立派な犬に成長しました。
でもかりなハイはやめて。

クロムリン2

2025-02-17 04:52:00 | じぇじぇじぇ
クロは飛んだり跳ねたり活発で頭も良かった。これぞ猫だ!みたいな…
テレビの上に乗り、画面に映し出された鳥をバシバシ叩いたり、時にはチャンネルを替えたり電源を切ったりした。
とんでもない所に登ったりもした。
庭の木、隣にあった工場の機材の上、そして忘れもしない天井から吊るしている照明の上。

その日は母と2人、こたつでテレビを見ながら眠ってしまった。
明け方の薄ら明るい中、ギーコギーコと音がする。
まだ眠い私の目に映ったのは、天井に吊るしてある電気の傘に乗る黒い悪魔。
電気の上に寄って、ギーコギーコとブランコの様に前へ後ろへと漕ぐ。
やめなさいと叱る間もなく、コードが切れクロ共々落下。
母と私の間に飛んで来た。

ガッシャーン

母と私は慌てて起き上がり、傘が粉々になった電気を見つめる。
「これが顔に落ちてきたらやばかったね」
 と、胸を撫で下す。

当のクロは、流石に驚いたのかどっかへ飛んで逃げていった。
猫に危うく命を奪われそうになった親子でした。






⭐︎おまけの話⭐︎

上の2つのイラストを見て、才能の差は歴然だ(上手な方は友達に描いてもらった)

中学の時、美術の先生に絵を褒められて有頂天になり、高校はデザイン科に進む。
そして、同級生達の書く絵に卒倒する。
「こいつらは天性の絵描きぞ」と。
上のイラストでわかる様に、私の絵は下手くそなのだった。
高校の3年間は大嫌いだった学問の方に勤しんで、嬉しいのか悲しいのか、本気なのか冗談なのか、普通科の特進に推薦されたりした。勿論、デザインから逃避しただけであり、本来はアホなので断ったが。
絵は天性の才能です…トホホ



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

クロムリン

2025-02-10 04:51:00 | じぇじぇじぇ
福豆と一緒に飼っていた黒豆。 
鈍臭いフクと違って、クロは活発な正しくトムキャット。
交通量の多い道路でウロウロしていた猫を保護してきた、それが黒豆ことクロ。
綺麗に爪の手入れもされていて、大切に育てられていた様子の真っ黒なメス猫。
今だったらSNS等で飼い主を探すのだけど、その頃はそう言う手立てもなく、車に轢かれては大変だと連れ帰る。

さて、連れ帰って家の中に放した途端に、ダダダと走って行き何かを捕まえる。慌ててクロを抱きあげると、何と小さなネズミを咥えていた。 
ネズミがいた事に驚き(なんせ、今まで飼っていた猫もフクも、ネズミなんて無縁だったし…)ネズミがどんな病気を持っているかも判らない。
「放しなさい!」
 クロを揺らす。
放さない。
もっと激しく揺らす。  
放さない。
すると、クロはニタリと笑い、バーリバーリバーリと音を立ててネズミを食べてしまった。初めて目の前、それも腕の中で音を立ててネズミの踊り食い(オエーッ)をした猫、それも本当にニタリと笑ったのを見た。
「ジェ…ジェリーがぁぁぁ
 (ネズミはジェリーでしょ)
私は呆然とクロを見つめた。
 
とんでもない猫を拾って来てしまった。
ヤスリで磨かれた爪や、真っ黒くツヤのある毛並…お嬢様猫だと思ってた猫が、ネズミをガリガリと丸ごと食べてしまったのだ。
繰り返すけど、確かにニタリと笑った。

それから、ネズミを捕まえるところは見てないが、古い家の色んな隙間をじっと眺めているクロの姿を見る事になる。
            続く…
「何見てるのよ」とでも言うておるのか?



⭐︎おまけの話⭐︎

草津温泉の湯もみの板に書いてある文字が「くさっ」としか読めない。






コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

福豆ちゃん。ハイ!

2025-02-03 04:43:00 | 可愛い編
パチパチパチパチ

飼い主「飼い主でーす」
ここみ「世界一可愛い猫ここみでーす」
飼「自分で言うんかーい!」
こ「本当のことなんで」
飼「まぁ、いいでしょう。久々に漫才形式でやってまーす。
 元の相方が先に逝ってしまいまして…まだ12歳だったのに(泣)」
こ「犬の12歳は、人に換算すると70歳越えですよ」
飼「えーっ!じゃあ、じゃあ、ここみさんはいくつなのぉぉぉ」
こ「ここみ、18、番茶も出花」
飼「それ、褒めてないですから」
こ「ゴホンゴホン(咳払い)猫に言われましても…そろそろ本題に入りましょう」
飼「昔、飼ってた猫の福豆の話です」
こ「カッポカッポですか?あれは笑いましたね」
飼「もう1つ、面白い話があるんですよ」
こ「また、鈍臭い福豆の話です?」
飼「あなたも良い加減鈍臭いですが…まぁいいでしょう」
飼「福豆と黒豆と私と姉と友人で、ある初夏の清々しい陽気の中、まったりと過ごしていました。そこへ1匹のアブが飛んで来まして、猫の本能なのでしょう、捕まえようと2匹の猫は大暴れ。刺されたらいけないので、人間も猫を止めようと…それはもう大騒ぎさ」
こ「タモリさんですね」
飼「良くご存知で。で、その時、福豆の方は鈍臭いので捕まえたり出来ないだろうと、黒豆の方に集中してました。」
こ「黒豆は、ネズミは捕まえるは、天井から吊り下げていた電気をブランコの様に乗ったりして、正しくトムキャット!」
飼「Exactly!」
こ「いくさとり?戦う鳥?戦ってるのは猫ですが?」
飼い主、無視をして
飼「が、その時、福豆が右手でアブをがっつり捕まえたのです!」
こ「はぁー!やっちまったなぁ」
飼「慌てて福豆を捕まえ、右手を確かめます。すると見る見る右掌が倍に腫れ上がりました」
こ「すわ!大変だ!」
飼「でも、心配したのは最初だけ。倍に膨れた手で涙目の福豆を見てみんなで大笑い」
こ「プッ…ブワッハッハ。想像したら、わたしも可笑しいです!」
飼「今なら、即!写メですよ。腫れは直ぐに引いて、何事もなかったのですが…鈍臭い猫がたまに素早く獲物を獲れても、やっぱり鈍臭くて笑われると言う話」
こ「福豆さん、踏んだり蹴ったりの話」
飼い主とここみ
「ご清聴(読)ありがとうございました」





⭐︎おまけの話⭐︎

2日は節分でした。
恵方巻を食べ、豆まきをしました。
年々、食べる豆の数が増えて、大変です!




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

福豆ちゃん、ハイ

2025-01-28 05:08:00 | 可愛い編
フクちゃんやらかし事件簿。

フクは、マイペースで少し鈍臭い猫だった。

ある日の事。
夜、部屋のベッドで寝ていると、廊下での物音に気付いて目が覚めた。
「えっ…何の音?」
 耳を澄ます。
すると
「カッポカッポ…」
 と、何やら怪しい音。
電気を点けて、恐る恐る廊下を覗くと、フクが廊下をカッポカッポと闊歩していた
「フクちゃんっ、どうしたと⁈」

な、なんと!

フクは左前足に、猫缶を履いてカッポカッポと音を立て歩いていたのだ!

フクがお腹を空かせて倒したのか?活発なクロ(一緒に飼っていた黒猫の黒豆)が遊んでいて倒したのか?台所の空き缶入れが倒れ、猫缶が散乱していた。
ちゃんと洗っていたので、多分後者の方だと思う。
鈍臭いフクは、散乱していた空き缶を踏んでしまったのだろう。当時はパッ缶ではなく、缶切りで開ける缶だったので、踏んだはずみに蓋と缶の間に前足を挟めてしまったらしい。
うまい具合に挟まっていて、痛くはない様だ。ただ、歩きにくさと歩く度にカッポカッポと鳴るのが嫌みたいで、取って欲しくて廊下をウロウロしていたらしい。
ひとりでは取れないので、母を起こした。

カッポカッポと歩くフクを見て、慌てるどころか2人して笑った。
フクは恨めしそうな顔で、早く取れと言う様にニャーと鳴いた。

こんな感じで歩いていた




⭐︎おまけの話⭐︎

このブログの2022年5月のユリゲラーの回。
落ちていたスプーンが変な風に曲がっている画像をあげたのだが、警察の実録みたいな番組の事件現場で、この形状で曲がったスプーンが映っていたのだ。
かなりヤバいヤツかも





コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

すみませんです。

2025-01-27 05:19:00 | お休み
書いた記事を消してしまいました
で、で、
明日をお楽しみに

福豆と黒豆(古い画像で、すみません)




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする