かりな♡ちゃん、ハイ!

花火屋さんからもらった仔犬は、やんちゃで受け口だけど出っ歯な、もとい立派な犬に成長しました。
でもかりなハイはやめて。

こ…怖いっ!

2023-12-18 04:21:00 | かり街ック
ある夜のお散歩の出来事。
いつもの様に、かりながトイレに利用している小さな公園に向かっていた(ちゃんとウンチは持ち帰ってます)
公園に行くには道路を横切って行かないといけないのだが、向こう側の歩道を2人の老人が歩いていた。
働いて帰っているのだろうか?前を歩く老人は作業服を着て、お弁当の入ったコンビニのビニール袋を持っていた。疲れているのか、足を引きずる様に小股ですーっと歩いている。
こんなに遅くまで大変だなぁ…と、まるで自分の老後を見る様に同情する。
しかし、それが少し不気味なのだ。
2人は3メートルくらいの距離を保って歩いていたのだが、後ろの老人が立ち止まり何故か用水路を覗き込むと、前の老人もその距離を保ちピタッと止まったのだ。老人は後ろを振り返る事なく、前を向いたまま微動だにしない。
人通りもなく、なんか怖い。
でも、かりなは早く道路を横切り公園に行きたいのか、リードを引っ張る。
飼い主は2人の老人が立ち去るまで、怖いので近くに行きたくない。
いつもとは逆の攻防だ。
2人の老人は動かない。ずっとそのままだ。
こ、怖い。
かりなが悲痛な声をあげたので仕方なく道路を渡る。よく考えると、犬が怖がらないと言うことは怖いモノではないのかなっと気を取り直し、2人を見ない様にして走ってすぐ側を通り過ぎる。かりなはすぐにウンチを始める。すぐ近くに溝を眺める老人がいる。
しかし、飼い主はウンチを取らなくてはならない。気になるが仕方がない。

ウンチを取り、恐る恐る顔を上げると、すでに2人の老人は立ち去った後だった。
何処に行ったのか確かめようとしたのだが、かりなが奥へと引っ張るので見失ってしまった。
ただそれだけの事なのだが、何故か凄く怖い出来事だった。



後日談。
普通に話しながら歩いている老人2人を見かけました。
いやはやなんとも…


★おまけの話★

Eテレで、女王蜂が「愛あればこそ」を歌っていて思い出した事がある(Eテレ・ヴィランの言い分・スズメバチ)
高校の時、アザラシスターズ(その名の通りのコンビ)が「愛あればこそ」を宝塚さながら2人できれいにハモりながら踊り歌っていた。
飼い主はそれでこの歌を覚えた。
♪ 愛、それは甘く〜愛、愛、あ〜い〜 ♪
叶わないだろうが、アザラシスターズの歌をもう一度聞いてみたい。


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 何見てんのよ! | トップ | やっと冬が始まるよー »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿