命のカウントダウン(健康余命3605日)

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PCR検査、再陽性化は当然ある

2020-05-21 22:04:55 | 新型コロナウィルス

神戸市で治癒確認されていた女性のPCR検査陽性が確認されました。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200521-00000062-asahi-soci

この70代女性は、3月12日に新型コロナウイルスへの感染が確認され、4月28日に治癒確認されましたが、5月21日再び検査で陽性が確認されました。

このかた、これまでの再陽性症例と比較して、治癒と判断されてから、再陽性になるまで3週間以上と長いですね。

最初に感染が確認されてから治癒確認するまでも約6週間と長いです。再感染の可能性よりも、治癒力、免疫力が低下していて、治癒と判断されるまでに時間が掛かり、その後もくすぶっている状態であったのではないかと推察されます。

以前も言いましたように、PCR検査の感度は70%程度などと言われておりますが、それだと、陰性2回で治癒と診断された後、もう一度PCR検査を受けて陽性になる確率は、0.3×0.3×0.7=0.063 約6%もあるはずで、日本ではこれまでに16,000人以上の方がPCR検査を受けられてきているので、0.063×16000=1008 千人以上の方が、いったん治癒と判断されたのちに再陽性になる可能性があります。

私は、そこから逆算して、PCRの感度は90~95%程度あるのではないかと類推しております。

仮に、PCR検査の感度が95%であるとすると、2回陰性→治癒と判断されたのちに陽性化する率は 0.05×0.05×0.95=0.002375

0.24%ほどになります。16000人を乗じると、0.002375×16000=38 いったん治癒と判定された後に再陽性となった患者さん(多分39人)と、ほぼドンピシャです。

今回の患者さんの場合、他の疾患で再入院するする必要があり、念のためにPCR検査をしたら引っかかったという事であり、知らないで過ごしている方も多いのではないかと考え、感度は90%から95%程度と推察しました。

再陽性になった方のウィルス排出量は少ないようで、再陽性化した方からの感染は、これまでに1例が報告されているだけです。

治癒と判断された方のうち再陽性が明らかになった方は日本では40人弱ですが、実際にはもっとおられると思います。しかし、その方たちからの再感染例は先ほども言ったように1例報告されているのみです。

家庭内感染もほとんど見られないようですから、PCRに引っかかるかどうかギリギリの量なのでしょうね。そういう意味では、まだまだ、PCR検査が主役の座を譲ることはなさそうです。(抗原検査は手軽ですが、感度が相当低い。抗体検査は、病原体とは別のもの(反応抗体)を計っているので、感染性とは無関係)

と、いう事で、PCRの感度が100%ではないのだから、検査陰性を2,3度重ねても再陽性化することは稀にはある。マスコミは、そのたびに驚く馬鹿な姿勢を改めなされ!!!毎回、全く進歩が見られない!!何とかしなさいよ!!!です。

 

そうそう、来週月曜日から、当院でも新型コロナの抗体検査が出来るようになると、検査のファルコバイオシステムからお話が合ありました。血液検査です。保険診療ではありません。費用は¥4,000程度との事ですが詳細未定との事でした。予約検査なので前もっての申し込みが必要です。院内では採血をするのみで、結果は後日報告となります。当日結果は出ません。希望者がおられたら施行しようかとは思っていますが・・・・

陽性に出たら・・・・どうなのでしょうねぇ。 抗体があるからと言って、しばらくかからないという保証もないし・・・・

昨年1月から3月のの献血サンプルからも陽性が0.4%出たように、旧来の風邪コロナの抗体で陽性になってしまう可能性も否定できないし・・・陰性で当たり前、陽性だと判断に苦しむ・・・・なんだか・・・少なくとも個人としてはわざわざ受けるだけお利益が感じられない検査だなぁと思ってしまいます。

 

検査をしても、その結果を厚労省が吸い上げるわけではないとの事です。検査結果、厚労省が把握すればいいのにね!。データはFAXで集めますとか言いかねないかな。データ処理の弱点分かったなら、一刻も早く、強化し、即時対応としてください!!お願いします!!!

 


医療機関、介護施設のクラスター感染

2020-05-21 11:40:24 | 新型コロナウィルス

新型コロナの勢いが弱まり、何とか(一旦)収束するのではないかという気配がしてきている今日この頃でありますが・・・

いまだ、医療機関、介護施設、高齢者施設でのクラスター感染が目立ちますね

このような機関でクラスターが一旦発生すると、高齢者や病気を持った方々、即ち感染弱者が多いので、拡大しやすく、死亡率も高いです。

東京都台東区の永寿総合病院では、180名の感染者を出し、20名が亡くなってしまった。

https://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/all/report/t344/202004/565244.html

北海道札幌市介護老人保健施設「茨戸(ばらと)アカシアハイツ」では、81人が感染、10人の死者が出た。

https://www.asahi.com/articles/ASN5G72S5N5GIIPE001.html

このような集団感染は、「紛れ込み」により発生する

新型コロナ感染症を疑っていない一般患者に紛れ込んでいるのだ。

COVID-19と判明している患者さんたちを受け入れている病院では、(その部門では)クラスター感染は起こっていない。

新型コロナ患者を受け入れている病院で、クラスター感染を起こした例はあるが、クラスター感染を起こしたのは、新型コロナ患者を受け入れている部門ではなく、一般診療部門であって、一般患者に紛れ込んでいたために感染が広がってしまった。

紛れ込んでいた新型コロナ患者さんに発熱や呼吸困難感などの症状があったのかどうか・・・・多分、そんな怪しい症状は殆どなかったのだろう。自覚症状が出現する前でも、新型コロナは感染する。 これが本当に厄介。

自覚症状の無い新型コロナ患者さんからの感染拡大を防ぐには、患者さん全員を「感染者」とみなして、それなりに扱えば感染拡大はしない。そうするべきなのだろうとは思いますが・・・実際には無理。

感染予防は手間暇、体力、コストもかかります。PPEと呼ばれる自己防護器具も足りていません。

地域全体の感染者を減らすこと そして感染の確率を出来るだけ減らす様努力する事(新規患者の受け入れが大問題ですが・・・)

そんなわけで、今しばらくの間は、入院患者さん、高齢者施設入所者等に対する面会は、強く制限されるでしょうねぇ

おつらいでしょうが、TV電話等で何とか対応していただけたらと思います。

出来る事を地道に突き上げていくしかないです。

効率の良いノウハウが積み重なっていけば良いのですが・・・・

これをしたらあかんかった という失敗例から学ぶことも多々あります。

失敗例も包み隠さずに報告していただきたいです

責めたくなることもあるでしょうが・・・・

責めれば、事実を隠蔽する方に社会は向いてしまいます。

ヨーロッパ、アメリカに比べると、高齢者施設等での不幸な事例は数少ないように思います。

これからも、医療機関、介護施設、高齢者施設等でのクラスターが起こらない様、起こさないように

考えていきたいと思っています。

ウィルスは見えないですから・・・・想像するしかないですよね

知見を重ねて・・・・・正しく想像していきたいと思っています

とりあえず、手指消毒とマスク、そしてソーシャルディスタンス!

出来る事を・・・積み重ねていきましょう!!

 

 

 


引退撤回と風船おじさん

2020-05-21 08:54:47 | 新型コロナウィルス

新型コロナウィルス感染が収束に向かっているように見える5月20日の今日現在において、神奈川県の医療機関でクラスター感染が明らかになった。

医療機関、介護施設でのクラスター感染が目立つ

他にクラスターを発生させた 接待を伴う飲食業 カラオケ施設 屋内トレーニング施設 などは休業要請が未だ出されている自治体が多いが・・・・医療機関、介護施設に休業要請は出されてはいない。

食料品売り場、ゴミの回収、し尿処理、電気、水道 に次ぐくらいのレベルで、医療・介護は 人間としての生活にエッセンシャルなものなのだろう(どうして英単語に置き換えた方がすっきりと理解できる気になるのは・・・・不思議だけれど・・・手あかがついていない言葉の方が・・・新鮮に感じるから??)

私は、在宅看取りもエッセンシャルなものと捉えているので、今日も末期脳腫瘍患者さんの在宅での看取りを見据えた訪問診療をお引き受けした。需要があるのは有難いことだと思いましょう。引退したいな とは、思っていたけれど、今、引退して、夢だったセイルボート(ヨット)での南太平洋周遊をしたとして・・・・太平洋の真ん中の島で、入港を断られたら・・・・目も当てられない!!!(南太平洋の島国は、海外からの新型コロナ流入を強く恐れています。)

なので、多分、この新型コロナ騒ぎが収まるまでは・・・・働き続けるしかない様に感じています。ここで引退なんて・・・敵前逃亡みたいだしね!

私は、今騒ぎが収まるのには少なくとも3年はかかると思っておりますので・・・・・その時は69歳・・・・

配偶者は、私のヨットの腕を信頼しておりませんので、入港したら、会いに行ってあげる と、申しております。シングルハンドで太平洋を周遊するののは・・・・微妙ですねぇ

まあ、配偶者が私のヨットの腕を信頼しないのは無理もありません。私、未経験者ですから。私がセーリング関係で経験があるのはセイルボードだけです。原理原則一緒だし、まあ、数回でも講習を受けたらいいのではと思っております。

ですが、仕事を続けている限り、日帰りでしか乗れないので、今のところ購入する事も出来ずにいます。練習用の25年から30年くらい経った28ft程度のヨット、格安のものが売りに出ていて、食指が動くのですけどね。現在の仕事の体制では、港に行くこともままなりません(奈良は海なし県ですしね)

もし、引退出来たら、30ft程度の外洋ヨット購入して、日本近海で少しだけ練習して、季節の良いときにしれっと日本を離れて・・・あとは南太平洋をプカプカ  ドクトルcamper航海記 になる予定ではありました。

1992年に行方不明になった「風船おじさん」と同様に映るかもしれませんが・・・
https://www.excite.co.jp/news/article/Weeklyjn_21326/

生江不明になっても、私はそれでも全く後悔しませんです。

私は風船おじさん嫌いじゃないです。真似する気はないですが

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%88%B4%E6%9C%A8%E5%98%89%E5%92%8C

https://www.youtube.com/watch?v=yh2KXz6Io2w

覚えていらっしゃいますか?